【Gladiator003】44歳・寒川慶一が、MMA2戦目。Gladiatorバンタム級王座を目指す
【写真】11月23日の大阪・平野大会で岸本のセコンドに就いていた寒川は、ケージ内でMMAへの迸る想いをマイクで伝えていた (C) MMAPLANET
11日(水)、Gladiatorより3月5日(日)に和歌山市和歌山ビッグウェーブで開催されるGladiator003のカード第一弾=メインイベントが発表された。
昨年6月に和歌山でスタートを切った新生グラジエイター、第2回大会は11月に大阪で開かれ、今回はまた和歌山での大会開催となる。そのメインでGladiatorバンタム級王座決定戦として、寒川慶一×バン・グワンキが行われる。
神戸のキックボクシングジムの名門SFK代表で和歌山県出身の寒川は元J-NETWORKスーパーライト級王者の44歳。MMAは2014年11月にDemolition Xで祖根寿麻と対戦しRNCで敗れている。今でも住村竜市朗や岸本泰昭に打撃の指導をしており、再びMMAで戦うという気持ちに火が灯された。
抑えきれない思いの程を11月の大阪大会で櫻井代表にぶつけたところ、辻川凌平の持つGladiatorバンタム級王座への挑戦を了承された。しかし、辻川が負傷&手術が必要となり王座返上という事態に。結果、寒川が韓国のバン・グワンキと王座決定戦を戦うこととなり、今回の発表に至った。0勝1敗の寒川の王座挑戦は賛否両論あろうが、Gladiatorという和歌山発のインディMMAならではの44歳の凱旋マッチと捉えることもできる。