【TUF24】デイヴィスを肩固めで下したマクマン、ヌネスとロンダの勝者に挑戦表明
<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国/7位)
Def.2R2分52秒by 肩固め
アレクシス・デイヴィス(カナダ)
右ストレートを放つマクマン、デイヴィスもワンツーを返す。マクマンは右ボディストレート、続くパンチの応酬はテイクダウンの距離戦──マクマンがダブルレッグを決める。ハイガードでマクマンを捉えたデイヴィスが、ガードからエルボーを頭部に突き刺していく。ラバーガードのデイヴィスのクローズガード状態が続く。上体を起こすことができないマクマンも腕を取られないように背中を丸めた姿勢を取る。
デイヴィスはハイガードを三角クラッチに移行できず、細かいパンチを断続的に被弾する。足をすくいにいったところで、マクマンの勢いのあるパンチを被弾したデイヴィスは、ついに足を一本抜かれる。右を差して左のパンチを入れるマクマンだが、左にパスを狙ったところで三角クラッチに捉えられる。腕を送ることはできないが、デイヴィスがエルボーを連打し初回が終わった。
2R、初回同様に中間距離で打撃戦となりデイヴィスがローも、組んだマクマンがヒップスローでテイクダウン。足関節狙いのデイヴィスは横三角も、窮屈な姿勢で頭を抜かれる。足首をコントロールして右足をハーフから抜こうとするマクマンは、デイヴィスの左ワキの横に頭とをつけてパスを狙いつつ肩固めをセットアップする。足を抜いて左側に回ったマクマンがタップを奪って一本勝ちを決めた。
「彼女の打撃が強くて、左目が見えなくなったの。でも、組んで倒すだけ。彼女のような黒帯を極めるのはホントに大変、自分の形になったことに驚いたわ。彼女の動きは全て正しかったけど、時間を掛けてコーチの『落ち着いて、深呼吸して』という指示を聞いて攻めていったの。彼女は今のチャンピオンに勝っているし、その彼女を幸運にもサブミッションで倒すことができたのだからアマンダとロンダの勝者に挑戦したい」とマクマンは語った。