【UFN166】テイクダウン&コントロールでランズバーグを寄せ付けず、サラ・マクマンが大勝
<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国)
Def.3-0:30-25.30-26.30-27
リナ・ランズバーグ(スウェーデン)
遠めの距離で互いに左ジャブを見せ、マクマンはランズバーグがパンチから下がったところにシングルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。ハーフ&枕で抑えてパンチをワキ腹に入れたマクマンは、枕を外してボディに勢いのあるパンチを連打する。さらに腕を狙いつつ枕に戻し、ランズバーグが左腕を差してくるとネルソンからダースチョークへ。一旦ネルソンを取り直し、再びダースを狙うが極め切れず、マクマンはキムラに切り替える。ランズバーグは腰の下に左腕を置いて耐え、パスガードは許しても腕は守り切った。
2R、ランズバーグの前進を右で迎え撃つマクマン。対してランズバーグは前に出て左ミドルを蹴る。飛び込んだマクマンはボディロックテイクダウンを決め、初回と同じようにサイドで抑える。アメリカーナ狙いのマクマンに対し、腕をクラッチして耐えたランズバーグはハーフバタフライで煽り、スイープを狙う。体が浮きながらも耐えたマクマンは、っこからワキ差しパスを狙う。ランズバーグも足を効かせて耐えるが、枕のプレッシャーでパスと同時にマウントを取られラウンド終了を迎えた。
最終回、マクマンはすぐに組みつきボディロック&大内刈り、一度は耐えたランズバーグがすぐにマットに背中をつけサイドで抑えられる。腰を押して暴れるランズバーグだが背中を見せてしまいバックを許す。両足をフックしたマクマンが鉄槌を落とし、絞め狙いもランズバーグの後方へのパンチにマウスピースを吐き出す。
レフェリーがこれを拾って口に入れると、マクマンはパンチを勢いをつけて打っていく。このままバックグラブを続け、最後の20秒でフックを一本外したマクマンが、ジャッジの1人が30-25をつける大差の判定勝ちを手にした。