【UFN166】シガノ=ドスサントス、アッパーに右を合わされ動きが止まり──ブレイズのラッシュにTKO負け
<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
Def.2R1分06秒by TKO
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
左ジャブを伸ばすブレイブ、続いて右ローを蹴る。低い位置からパンチを出すシガノに対し、ブレイズはテイクダウンを2度、3度と狙う。シガノはこれを切り、左ミドルを蹴られながらキャッチもリリースするなど、まず様子見に徹している。シガノは遠い位置で鋭いコンビネーションを見せブレイズを威嚇し、左を当てる。ブレイズはヒザをマットに着きながらシガノをケージに押し込み、クリンチへ。ボディを殴っていたブレイズは、その一発が急所に入り試合が中断される。
再開後、近距離でパンチが交差し直後のブレイズのテイクダウン狙いをシガノは走るように距離を保つ。前に出て右を振るブレイズに対し、カウンターの右を伸ばすシガノ。ミドルから右を被弾して右目を気にしたシガノは、最後に右アッパーを思い切り振るうが、そこに右を合わされそうになってしまった。
2R、ブレイズのローにシガノが左ジャブを合わせる。しかし、続く前進に右を打たれ姿勢を乱す。シガノは右ハイで突き放そうとするが、テイクダウン狙いを切ったあとに左ジャブにアッパーを合わせようとして、続く右を被弾して動きが止まる。アッパー、ヒザ蹴りでケージに詰まったシガノに右のパンチをラッシュしたブレイズがTKO勝ちを決めた。