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【UFC ESPN33】静かな立ち上がりから決着は一瞬――ブレイズがダカウスを右カウンター一撃で沈める

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
Def.2R0分17秒 by TKO
クリストファー・ダカウス(米国)

左ジャブを伸ばすブレイズ、ダカウスは右クロスを被せた。ケージを背にしながら前に出たダカウスの右がヒット、ダカウスは左フックをフォローする。ブレイズはサウスポーにスイッチして右ローを放ち、オーソドックスに戻してから右ショートを当てた。ガードを固めるダカウス、お互いフェイントを見せるが手数は少ない。ダカウスが距離を詰めるとサウスポーにスイッチするブレイズ、距離ができると右ローを当てていく。ダカウスもサウスポーにスイッチ、細かいパンチとローを出し合うもクリーンヒットはまだない。右を軸に攻め込むダカウスの左目から出血が見られる。下がるブレイズのボディに左ヒザを突き上げた。ブレイズは左ジャブを突き続けるが、ダカウスの手数が増えてきた。残り10秒でブレイズにアイポークがあり、試合は中断。再開直後にラウンド終了のホーンが鳴った。

2R開始早々、ダカウスがワンツーを放とうとしたところ、右を打つ時に体が開いてしまう。そこにブレイズのコンパクトな右カウンターがインサイドからクリーンヒット。この一発でダカウスはダウン、ブレイズが追撃のパウンドでレフェリーストップを呼び込んだ。

勝者のブレイズは、ケージサイドにいる元世界ヘビー級王者スタイプ・ミオシッチへ「あなたのことを尊敬している」とメッセージを送った。
次は現王者フランシス・ガヌーへの挑戦権を賭け、ランキング2位のミオシッチと4位のブレイズが戦うことがあるかもしれない。


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