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【UFN101】豪州期待のマシューズ、金魚ホルブルックにまさかの判定負けで2連敗

<ライト級/5分3R>
アンドリュー・ホルブルック(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジェイク・マシューズ(豪州)

サウスポーのホルブルックにまず右ミドルを放つマシューズ。ケビン・リー戦の敗北から、復活を狙う豪州の新鋭に対し、ホルブルックも左ミドルを返す、左エルボーを被弾する。右ローでバランスを崩したホルブルックはクリンチからヒザ蹴りを見せるも、マシューズが離れて右前蹴り。ホルブルックのテイクダウン狙いをがぶりバックに回ったマシューズだが前方に落とされる。すぐに立ち上がったマシューズは右ボディを組み合いのなかで入れて、右フックを打って間合いを取りなおす。

左フックを当てたマシューズは、続いて右フック、右ローを決める。直後にホルブルックが組んでテイクダウンに成功。RNCクラッチからバックを狙う。エルボーを側頭部に被弾しながら立ち上がったマシューズは胸を合わせることができずキムラグリップへ。ケージに押し込み、体を返されないよう崩したホルブルックが左のパンチ、右の鉄槌を入れたところで初回が終わった。

2R開始早々クリンチに持ち込んだホルブルックが、ダーティボクシング。離れたマシューズは左アッパーも、左を被弾してケージに押し込まれる。左を差してアンクルピック狙いのホルブルックだが、これは諦め頭を上げるとクリンチ+アッパーへ。ヒザ蹴りを入れたマシューズは、離れると右ストレートをヒットしてダブルレッグでテイクダウン。ホルブルックはヒールフックに、足を抜いたマシューズがスクランブルのなかでバックに回り込む。後方にエルボーを連続で魅せるホルブルックがテイクダウンを取られると同時にヒザ十字。これを防がれると、すかさずキムラを狙う。

マシューズはわき腹にパンチを入れるも、腕を振り解けない。左足を差し入れていたホルブルックがキムラをセットアップし切れなかったが、この右足を利してアンクルロックへ。足首を取った状態で2Rを戦い終えた。

最終回、口が開いているマシューズはパンチを一発入れて離れるという動きに。ケージ中央でこっちに来いというホルブルックの挑発に乗らずに右ミドルを決める。前に出るホルブルックに左フック、ホルブルックはがぶってヒザを突き上げる。ダブルレッグから尻餅をつかせたマシューズは、ホルブルックの巧みなトップ奪取の試みを潰すが、自分も上を取り切れずアンクルロックを仕掛けられる。

足を抜いたバックを取り返したマシューズに対し、ホルブルックがここでもキムラクラッチへ。2Rと違い、すぐに腕を抜いたマシューズがボディロックでトップをキープ。残り30秒、ガードを取ったホルブルックにパウンドを入れるも頭を下げてしまい有効な打撃はなし。

動き的にはホルブルックがマシューズを上回った印象もあるが──ジャッジは、スプリットに分れホルブルックに凱歌が挙がった。豪州期待のマシューズをホームで、復帰戦でゴールドフィッシュに敗れた形となった。


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