【UFN101】右ハイキックでウィティカーが、ブルンソンを初回TKO。5連勝対決を制す!!
<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウティカ―(豪州/7位)
Def.1R4分07秒by TKO
デレック・ブルンソン(米国/8位)
遠目の距離を取るサウスポーのブルンソンが、右を伸ばしながら距離を詰めて組みにいく。テイクダウン狙いを切ったウィティカーが右アッパー、さらにブルンソンの前進に左を当てる。ブルンソンはそれでも左を打ちながら距離を詰めると組んでウィティカーをケージに詰める。左を打つブルンソンに離れたウィティカーは右アッパー。左を伸ばして追いかけるブルンソンの連打にウィティカーがエルボーを返す。
止らないブルンソンのパンチのラッシュに離れたウィティカーはテイクダウン狙いを切るも、直後にケージに押し込まれる。まだラウンド半分だが、両者とも息が荒い。股をすくわれテイクダウンされたウィティカーは即立ち上がると右アッパーを入れる。
ブルンソンはまたも左から連打で前に出てくるが、ウィティカーの左フックを被弾して前方に崩れそうになる。ウィティカーは動きの止まったブルンソンに右アッパー、そして右ストレートを打ち込む。間合いを取り直したウィティカーは狙いすました右ハイ一閃。ブルンソンの足が完全に止り、左のアッパーを連打するとマットに崩れる。
パウンドのラッシュで5連勝対決を制したウィティカー。4試合連続1RKO勝ち中だったブルンソンを逆に1RでKOし王座挑戦に一気に近づいた勝者は満面の笑みを浮かべ、「コーチの作戦を練って来たけど、あんなに強烈だとは……。本当にパンチが強かった。でも、足を使って自分のパンチを当てる作戦を実行できた。本当にパンチが強かったんだ。次? ずっとトップ10にいるし、もう準備はできているよ」と語った。