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【UFC312】左フック&連打でプラドを中に入れさせず。マシューズが打ち合いを制してフルマーク判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

マシューズがプレスをかけて、左ジャブから右を伸ばす。かわしたプラドはパンチから右カーフを返した。プラドが左右フックでアタックするも、マシューズのパンチに対して下がってしまう。蹴り足を取られてバランスを崩したプラドだが、スタンドでは距離を詰めて至近距離でパンチを振るう。マシューズの右がプラドの顔面を捉える。プラドの右ミドル→右スピニングバックフィストはかわされた。右カーフを当てたプラドの左フックをかわしたマシューズが左右ボディを連打してダーティボクシングへ。プラドは首相撲で抱えてヒザ蹴りを突き上げる。

離れたマシューズがサウスポーにスイッチし、プラドにケージを背負わせて右フックを当てた。ケージ際から脱したプラドは、中央で右カーフを連続で当てる。しかしパンチ勝負ではマシューズがカウンターで左フックを打ち込んだ。マシューズの左ハイをブロックしたプラドは、ボディロックで組みつきグラウンドに持ち込む。ハーフガードのマシューズにパウンドを落とすも、マシューズがシングルレッグから立ち上がった。スタンドでパンチの打ち合いはマシューズが制して初回を終えている。

2R、マシューズはオーソドックススタンスで詰めていく。プラドが中に入ってくると左右パンチを振るう。プラドにケージを背負わせ、左ボディを突き刺すマシューズ。プラドも距離を詰めてくるマシューズの顔面に左フックを当てた。パンチの打ち合いで落とすプラドは、距離が詰まると首相撲からヒザを突き上げ、離れると右カーフを打ち込む。マシューズにケージを背負わせ、シングルレッグで入った。

そのままスタンドで左腕を差し上げ、マシューズをケージに押し込む。マシューズはヒザ蹴りから両腕を差し上げたが、すぐにプラドが差し返す。展開がなくプラドが離れた。マシューズがパンチのコンビネーションで攻め立て、右アッパーでプラドの顔面を跳ね上げた。マシューズも首相撲から右ヒジを見せる。バッティングにより額から大量の出血がみられるプラドが、2R終了まで距離を取った。

最終回、左ジャブを突くマシューズに対し、プラドが右カーフを合わせる。至近距離ではマシューズが右ストレートから左フックを返す。この左フックで中に入れないプラド。マシューズはプラドの左フックに右を被せ、ボディロックで組みついた。しかし、ここでは無理に倒しに行かず打撃戦に戻る。ボディへの連打から顔面にパンチを打ち込むマシューズが、プラドのニータップを切った。打ち合いではマシューズの左フックを受けるプラド。マシューズをケージに押し込むも、展開をつくることができない。ボディ連打からボディロックで組んだマシューズがプラドを押し込む。右に回って離れるプラドだが、再びケージに押し込まれてしまう。マシューズは頭をおっつけ、ヒザをボディに突き刺して試合を終えた。

連打からの左でプラドを中に入れさせなかったマシューズが、フルマークの判定勝ちを収めた。


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