【UFN101】アクメドフが右フックとテイクダウンで危なげなく地元ノークを破る
<ウェルター級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
カイル・ノーク(豪州)
左ジャブを伸ばすノーク。右ローを入れると、アクメドフは右フックを大きく振って来る。ノークが右ローを繰り返すが、左フックに右フックを合わされて腰が一瞬落ちる。クリンチの攻防からアクメドフがテイクダウンを奪うと、エルボーを落としていく。ノークのハイガードを逃れたアクメドフが、思い切り右のパンチを落とす。ノークはクローズドから三角を狙うも、胸を張ると同時にアクメドフがパンチを入れロックできない。右の連打を続けたアクメドフ、ノークは左の目の下をどす黒く腫らした。
2R、右フックを伸ばすアクメドフに対し、ノークは右ハイをガードの上から放っていく。続いて左ミドルを入れたノークだが、ダブルレッグでスラムされガードを強いられる。ガードワークを選択し、立ち上がる方向にいかないノークはポイントの挽回は難しい。それでもレフェリーのブレイクでスタンドに戻ることができたノークが右を当てる。前蹴りに右フックを合わせたアクメドフがここも取った。
3R、間合いを取る両者。勝っているアクメドフは慌てることなく、ノークの動きを見ている情況が続く。逆転にはリスクを冒して攻める必要があるノークだが、なかなか前に出ることができない。そのノークの蹴りをキャッチしてフックを入れるアクメドフ。時間が進むなかで、豪州のファンがついにブーイングをおくり始めた。ノークの前進にバックステップのアクメドフ。アクメドフのシングルを防いだノークだが、続く右フックにダブルレッグを合わされ、残り試合時間は40秒で万事休すに。
細かいエルボーを落とすアクメドフは、立ち上がってロー。ノークがスタンドに戻った直後にタイムアップとなり、アクメドフが判定勝ちを手にした。