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【Grandslam05】ZST×修斗=伊藤盛一郎と対戦、内藤頌貴<01>「あの戦い方が僕に通用するのか?」

nobutaka-naito【写真】今や日本のあらゆるプロモーションに選手を送り込んでいるパラエストラ千葉ネットワークから、内藤頌貴がグラウンドスラムのメインに出場する(C)TAKUMI NAKAMURA

11月3日(木・祝)、東京都江東区ディファ有明で行われるGrandslam05でZSTフライ級王者・伊藤盛一郎と対戦する内藤頌貴。

現ONE世界ストロー級王者としてアジアにその名を轟かせる内藤のび太の実弟は、自身も修斗世界フライ級2位に名を連ねる実力者だ。

ZSTチャンピオン伊藤との対戦を前に「僕は目の前の試合を必死に戦うだけ」とする一方、ZST14周年記念大会の出場& RIZIN参戦をアピールする伊藤に対して「色んなものを失ってもらう」と牙を剥いている。


――すでに本格的な練習を終えていると思いますが、今のコンディションはいかがですか。

「追い込みはもう終わって、あとは軽く動かす程度の強度で練習して、体重とコンディション調整ですね。いつもそうなんですけど、今回も必死にやってきて、あっという間に試合が近づいてきましたね」

――今回の試合は何か特別な想いを持って調整してきたということはありますか。

「いやそういうわけではないですね。毎回試合が決まれば同じように厳しい練習で追い込んで、気が付けば試合前になっているので、そういう意味でいつも必死です」

――今回はGrandslam05で伊藤選手と戦うことになりました。今まで接点がなかったプロモーション・選手との対戦ですが、伊藤選手は戦う相手として考えていたことはありますか。

「いやぁ~ないですね。対戦するとは思っていなかった相手だし、自分とは別のところ(プロモーション)にいる選手で『強いやついるなぁ』みたいな見方しかしてなかったです。だから最初にオファーを受けた時も『あっ、俺と試合やるんだ』くらいにしか思わなかったです」

――いざ試合が決まってからはどう気持ちが変わっていますか。

「強い相手ではあるし、どちらかと言えば勝てば僕の名前が上がる試合なんで、やりがいはありますよね」

――伊藤選手のファイトスタイルについてはいかがでしょう。

「爆発力がありますよね。一瞬で極めに行く力があるし、身体も強そうですよね」

――そういった相手に対して攻略のイメージはできていますか。

「相手が伊藤選手だからではなくて、いつも自分はそうなんですけど、基本的に自分がやりたいことをやりたいんですよ」

――ずばり内藤選手のやりたいことはどんなことですか。

「それはその時の試合前に練習していることなんで、その都度変わってくるんですけど、とにかく僕は自分主導で試合をしたいと思っているんですよね。

もちろん相手のことは研究するし、対策も練るけど、それに縛られて自分のやりたいことを崩したくない。あくまで自分ありきで、何をやるにしても自分主導で動くことを意識しています」

――かつて一本・KO以外はドローというルールを採用していたZST出身らしく、伊藤選手はフィニッシュ以外は考えていない・判定勝ちを考えていないようなファイトスタイルです。それについてはどう感じていますか。

「全然それでいいんじゃないですか。僕も一本・KO狙って戦っていますし、ただ僕自身の実力不足でそうなっていないだけなんで。伊藤選手の戦い方は気にしていないし、気になるとしたら『その戦い方が僕に通用するのかな?』ってことだけです。そこまで言うならぜひ見せてもらいたいですよね」

――今回はZST王者の伊藤選手VS修斗の世界ランカーの内藤選手という試合です。その図式は意識されますか。

「僕は自分が強いとは思わないですけど…修斗世界バンタム級3位(※カード発表時は3位。10月29日発表の最新ランキングで2位に上がった)という肩書があるので、もし僕が負ければ修斗の世界3位ってこんなもんか?と言われると思います。

もちろん向こうもチャンピオンとして背負っているものもあると思いますが、僕もおこがましいですけど修斗を背負っていると思うので、お互いにZSTと修斗を背負って潰し合いがしたいです」

――過去の修斗×ZSTということで言えば、ZSTの所英男選手が修斗の大石真丈選手や勝村周一朗選手に勝っていて、ZSTを主戦場するようになった勝村選手が上田将勝選手に一本勝ちするなど、修斗勢が苦戦を強いられてきた歴史があります。

「結構、一発のポーン!という関節技で極められちゃってますよね」

<この項、続く>

■Grandslam05対戦カード

<フライ級/5分3R>
伊藤盛一郎(日本)
内藤頌貴(日本)

<70.3キロ契約/5分2R+EXR>
竹内幸司(日本)
鈴木淑徳(日本)

<グラップリング・ライト級/5分2R>
所英男(日本)
大澤茂樹(日本)

<ライト級/5分3R>
山田哲也(日本)
チョ・ヨンジュン(韓国)

<ライト級/5分3R>
星野大介(日本)
クイントン・アレンサ(南アフリカ)

<ライト級/5分2R+EXR>
上田厚志(日本)
高橋了介(日本)

<バンタム級/5分2R+EXR>
論田愛空隆(日本)
平田純一(日本)

<ミドル級/5分2R+EXR>
YOSUKE(日本)
降矢浩希(日本)

■ GRANDSLAM SURVIVOR対戦カード

<フェザー級/5分2R>
直人(宇留野道場)
増田浩一(日本)

<フライ級/5分2R>
西畑将武(日本)
崎川直起(日本)

<フェザー級/5分2R>
原田光(日本)
竹内拓人(日本)

<ライト級/5分2R>
門馬孝緒(日本)
猿山千里(日本)

<85キロ契約/3分2R>
モリシマン(日本)
橋本優(日本)

<ヘビー級/3分2R>
関幸一(日本)
長久保優(日本)

<ライト級/3分2R>
山田大典(日本)
桐部貴大(日本)

<フェザー級/3分2R>
山内雄輔(日本)
上原元(日本)

<フライ級/3分2R>
饒辺直也(日本)
細貝雄治(日本)

■ GRANDSLAM ROYAL対戦カード

<グラップリング・68キロ契約/5分1R>
藤田貴士(日本)
亀谷昌樹(日本)

<グラップリングルール/5分1R>
丸山帆波(日本)
小生ユキ(日本)

<フェザー級/3分2R>
柿内信太郎(日本)
岩田潤(日本)

<フェザー級/3分2R>
玉橋一宇(日本)
渡邊俊輔(日本)

<フライ級/3分2R>
砂田翔(日本)
藤原俊樹(日本)

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