【Shooto2025#01】ストロー級に切り込むベテラン内藤。左ミドル&ローを駆使して泰斗をフルマークで下す
【写真】沖縄勢の田上こゆる包囲網が形成されたストロー級に、ベテラン内藤が切り込む(C)MMAPLANET
<ストロー級/5分3R>
内藤頌貴(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
泰斗(日本)
サウスポーの内藤が右ジャブを放つと、泰斗が左ローを合わせた。内藤も右ローを返す。ガードを固め、フェイントからプレスをかける泰斗。内藤がケージ中央に戻す。ローを打ち合う両者、内藤がワンツーを伸ばした。泰斗がダブルレッグで飛び込むも、これは距離が遠くスプロールされる。内藤の右ジャブに合わせて泰斗がシングルレッグで組み、内藤に尻もちを着かせてケージに押し込んだ。内藤はケージに背中を着ける。右足を挟んだ泰斗が内藤の左足首を掴むが、ここは内藤が立ち上がった。体勢を入れ替えた内藤が、泰斗をケージに押し込み肩パンチを連打した。
2R、内藤が左右ロー&カーフを散らす。右ジャブを突くと、泰斗が足を滑らせた。そのまま泰斗がニータップで入るも内藤がかわす。ケージ中央で内藤が右スピニングバックフィストを見せた。右ジャブで泰斗にケージを背負わせる内藤が、左ミドルで追撃する。泰斗も内藤の左ミドルに左フックを合わせていく。左ストレートをボディに伸ばす内藤。頭を下げる泰斗に右フックから左ミドルへ繋げる。しかし泰斗が左フックを返すと、内藤もバランスを崩した。
内藤が右カーフを繰り出すと、泰斗の左フックが内藤の顔面を捉える。左ミドルを効かせた内藤が、さらに左跳びヒザへ。耐えた泰斗が組みつき、ボディロックで内藤をケージに押し込みながらバックに回った。しかしバックマウントまでは奪えず、内藤がトップを奪取する。内藤がパスを狙うと、泰斗がフックガードから跳ね上げ、前に落ちた内藤からトップを奪ってラウンドを終えた。
最終回、両者が飛び出した。内藤が右ジャブを突き、泰斗の動きに合わせて左ミドルを打ち込む。泰斗のダブルレッグに左ヒザを合わせる内藤。しかし泰斗がそのままドライブした。内藤は両ヒザを着いてケージに背中を着けて耐える。両腕を差し返した内藤は、ボディにヒザを突き刺しながら押し倒す。そのまま背中を着かせた内藤がパスを狙う。
ハーフで凌ぐ泰斗に対し、内藤はパウンドと肩パンチで削る。上半身を起こした泰斗に再び背中を着かせた内藤は、両腕を差し上げて左側へパスする。サイドから左肩パンチで削る内藤に対し、泰斗がガードに戻したが、そのままボトムを強いられて試合を終えた。
試合終了と同時に、両手を広げて勝利をアピールする内藤。裁定はジャッジ3者がフルマークをつける判定で内藤が勝利した。