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Overlooked【Bloom FC04】東京で敗れた泰斗が地元で再起。スキニーゾンビを下し「11月、強いヤツと!!」

【写真】明確な勝利も、パウンドでもっと削りたかった(C)KEIGO IKEDA

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。ここでは26日(日)に福岡市南区の福岡市立南体育館で開催されたBloom FC04よりストロー級の泰斗✕木内スキニーゾンビの一戦をお届けしたい。
Text by Manabu Takashima

1月に修斗で敗れ、地元で修斗からNEXUS&PFCでキャリアを再構築中の木内と対戦。前日の計量で、相当に厳しい様子が目撃されていた木内の下攻めに対し、泰斗がどのような動きを見せるか──とう点が注目された。

<ストロー級/5分2R>
泰斗(日本)
Def.3-0
木内スキニーゾンビ(日本)

木内の左ミドルをブロックした泰斗が、右ストレートでダウンを奪う。ハイガードの木内は腰を切ってきくが、泰斗はケージに押し込んで鉄槌を落とす。ハーフでトップを取った泰斗は、ハーフバタフライにもトップをキープし木内の三角から腕十字狙いも察知し担ぎへ。木内は下からハイガードでの仕掛けがにも右のパウンドを被弾する。

木内が下という展開が続き、泰斗もガードのなかで大きな動きは見せない。残り1分を切り、木内は下からエルボー。泰斗もワキにエルボーを落とし、細かいパンからヒジを顔面に入れ初回を取った。

2R、ワンツーで前に出る木内が、左の蹴りを連続で見せ左ストレートを伸ばす。泰斗は左を被弾するが、テイクダウン狙いを切る。木内は引きこんで自ら右足を抱える形で、クローズドを取る。泰斗はワキ腹を殴ると、アームロックとネルソンに対処する。頭を引き寄せられて、上体をなかなか起こせない泰斗は、しがみつく木内に右の細かいパンチを打つ。

残り1分を切り、胸を張ろうとする泰斗のパンチの勢いが上がる。最後は立ち上がったローを蹴った泰斗が3-0 の判定勝ちを収め、「11月のBloom、もっと強い相手を用意してください。誰でも良いので」とマイクで話した。

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