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【Invicta FC19】右のビッグショット、浜崎朱加がカット&ドクターストップで防衛成功!!!!

<Invicta FC世界アトム級選手権試合/5分5R>
浜崎朱加(日本)
Def.2R4分38秒by TKO
ジン・ユ・フレイ(米国)

浜崎2度目の防衛戦は、フレイの右ローと浜崎の右ジャブの交錯でスタート。右を見せて組んだ浜崎はこれを切られてもクリンチ戦へ持ち込む。フレイは体を入れ替えて浜崎をケージに押し込みボディにヒザを突き上げるも、ここで浜崎が内股気味の投げを打ってテイクダウン。直後にフレイが蹴り上げから立ち上がる。オーソも見せる浜崎は左ローを蹴られるも、右を返す。続く接近戦でバックを許した浜崎だが、キムラクラッチからフレイの右腕を極めにかかる。

このまま寝技に持ち込んだ浜崎だが、マウントを許しパンチを連打で被弾する。背中を見せた浜崎にパンチを続けるフレイ。残り1分、手首掴んで耐える浜崎は時間の経過を待つ。腰を上げ、前方にフレイを落としに掛かった浜崎はタイムアップに持ち込んだ。

2R、フレイの右ミドルをキャッチしてテイクダウンを奪った浜崎はエルボーを顔面に狙う。乗りすぎ気味のポスチャーは、骨盤の当たりのアップキックからスタンドに戻られてしまう。間合いを図る両者、浜崎の右ジャブにフレイは右フックを合わせる。大きな左は空振りになったフレイ、続く右が浜崎を捉える。

まっすぐ組みに行った浜崎は、すぐに自ら離れる。フレイは右ロー、浜崎はオーソに構えて右ハイ。これは当たりが浅かったが、右をヒットさせる。さらに飛び込んで右を入れた浜崎は、フレイの左にも再び右を思い切り打ち込む。フレイがふらついて下がるところで、浜崎が追撃のラッシュへ。フレイが組んできたところで、レフェリーがブレイクを命じる。フレイは大きく左目じりをカットし、ドクターが試合続行不可能を宣言。

浜崎は涙顔で「しっかり5R、カットでなくて勝負がつくまで戦いたかったです。アームロックはいつも練習していますが、しっかりと取らせてくれなかったです」と悔しそうに語った。対してフレイは「とても残念。初回は良かったし。彼女のパンチで……何が起こったか分からなかった」と話した。

浜崎は勝ち方に納得がいっていなかったが、ピンチを乗り越えパンチを入れてのTKO勝ち。何ら恥じることのない、立派な防衛だった。


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