【Bellator160】プレリミにドラゴン兄=シンゾー、出場。マチダ・カラテの神髄、魅せられるか!!
【写真】マチダ空手の神髄をBellatorのケージで見せることができるか、シンゾー・マチダ=ドラゴン兄(C)MMAPLANET
26日(金・現地時間)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターでBellator 160「Henderson vs Pitbull」が開催される。1万9000人近い収容能力を誇る大箱でのメインは大会名にある通り、ベンソン・ヘンダーソン×パトリシオ・フレイレのライト級戦が組まれた。
ただし、この他のカードは意外なほどにカリフォルニア在住、ご当地ファイターが出場選手の多くの占めている同大会のプレリミファイトにシンゾー・マチダの名前を見ることができる。マリオ・ナヴァーロと対戦するシンゾーは、ご存じリョート・マチダの実兄。町田喜三氏の次男で空手の実績でいえばリョートを遥かに上回る実績の残しており、今でもカリフォルニアに移住し、マチダ・カラテの道場をオープンし、そのMMAで通じる空手の普及に勤しんでいる。
2006年松濤杯争奪世界空手道選手権大会、組み手の部で準優勝するなど前述したように空手ではリョートより上、それだけにMMAでは組み技という部分に苦戦を強いられてきた。MMA戦績は3勝2敗で、これが2年2カ月振りの実戦となるシンゾーから現在の心境が届いた。シンゾー・マチダ
「体調は抜群に良いよ。凄く落ち着いているし、とても良いキャンプができたから自信もある。前回の試合から2年、あれからどんな状況でも戦えるようトレーニングを積んできた。なにより柔術は2年前よりずっと良くなっている。押忍」
これが米国で3戦目となるシンゾー。米国初戦はRFAでブライアン・ウッドと対戦し、テイクダウン狙いに右ヒザを蹴り込んで鮮烈なKO勝ちを収めている。自らの信じる空手を米国で広めるためには、そんな華麗な勝利が一番の特効薬となる。39歳の空手家シンゾー・マチダのチャレンジは如何に。
■ Bellator160対戦カード
<ライト級/5分3R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国)
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド(米国)
デレック・アンダーソン(米国)
<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ジョージ・カラキャニャン(米国)
<フェザー級/5分3R>
AJ・マッキー(米国)
コディ・ウォーカー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイビス(米国)
キース・カトロン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ファーガソン(米国)
ジョナサン・トマシアン(米国)
<ライト級/5分3R>
ガブリエル・グリーン(米国)
アレックス・トリニダド(米国)
<フライ級/5分3R>
スティーブ・ラミレス(米国)
ロン・ヘンダーソン(米国)
<フライ級/5分3R>
デイビッド・デュラン(米国)
カイル・エストラダ(米国)
<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロザレス(米国)
マイク・セグーラ(米国)
<フェザー級/5分3R>
マリオ・ナヴァーロ(米国)
シンゾー・マチダ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
スティーブン・マルチネス(米国)
ジェイク・ロバーツ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
アンディ・ムラド(米国)
ジョニー・シスネロス(米国)