【Bellator158】19歳ギャラガーがサークリング・キープのカッティングをフルマークで下す
<フェザー級/5分3R>
ジェイムス・ギャラガー(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マイク・カッティング(英国)
試合開始早々、右ハイを入れたギャラガー。カッティングの蹴り足をキャッチしもう一方の足を払ってテイクダウンに成功する。カッティングの立ち上がり際にバックを取ったギャラガーがパンチを入れて背中を伸ばしに掛かる。上体を起こして称えるカッティングだが、左のパンチを後方から受ける。頭が落とされ、背中が伸びたカッティングだが、何とか腰を上げて耐える。
前方に落とすことに成功したカッティングだが、スイープをブリッジで耐えたところで再びバックを取られる。ここも胸を合わせたカッティングはスイープ&足関節の仕掛けを防いでトップから鉄槌を落とし初回を戦い終えた。
2R、右ハイを見せたギャラガーはスイッチを交えながら蹴り足をキャッチして、右ストレートを伸ばす。ローを蹴っては下がるカッティングは、サークリングを繰り返すのみ。後ろ回し蹴りを届かせたカッティングだが、続く蹴りにパンチを合わされ後方回転。両者とも疲れて手数がなくなり、レフェリーが回り続けるカッティングに注意を与える。
左から右を入れたギャラガーも距離を詰め切れない。残り70秒でボディロックからテイクダウン、サイドを取ったギャラガーが頭を跨いでキムラへ。頭が抜けてバックに回りRNCもここだけはカッティングも防いで、試合は最終ラウンドへ。
ここも足を使うカッティング。ギャラガーはローに右ストレートを合わせようとするが、再び後ろ回し蹴りを繰り出すカッティングとの距離を詰められなくなる。このままでは勝ち目のないカッティングはサバイブ狙いか、回ってローを見せるのみ。ギャラガーは右ミドルを蹴り、距離を詰めると蹴り足を掴んでテイクダウン。すぐに頭を跨いだギャラガーは窮屈な姿勢で腕を取れない。残り30秒で上四方、サイドに回ったギャラガーがニーインベリーから鉄槌、カッティングが立ち上がったところで試合はタイムアップに。
2R以降は経験不足を感じさせたギャラガーだが、試合が終わってから元気さをアピールするカッティングをフルマーク判定で破り、キャリア4連勝──「気持ちを強く維持して戦った」と語った。