【TUF23】ケビン・リーが豪州の星=ジェイク・マシューズをパウンドアウト
<ライト級/5分3R>
ケビン・リー(米国)
Def.1R4分06秒by TKO
ジェイク・マシューズ(豪州)
まずは右ローを蹴り込んだマシューズ。リーは組んでケージに押し込み、ダブルレッグからスラムでテイクダウンに成功する。ハーフからエルボーを落としリー、マシューズは足を戻してクローズドガードを取る。ガードを持ち上げて落としたリーだが、マシューズはケージを背に立ち上がる。クリンチから右のエルボーを入れて離れたマシューズが右フック、さらに踏み込んで右ハイを狙っていく。
続くマシューズの前進にリーが右を合わせると、マウスピースを落としてブレイクを要求する。再開後、リーはマシューズの右ストレートにダブルレッグを合わせる。これを切ったマシューズは小手投げを狙ったが、潰されバックを取られてしまう。リーは両足をフックし、マシューズの背中が伸ばしに掛かる。
左右のパンチから、右の鉄槌、さらにパンチを続けるリー。レフェリーの「ムーブ」の声に来応じることができなかったマシューズはTKO負け。キャリア10勝1敗、豪州の新鋭が思わぬ敗北を大舞台で喫してしまった。アップセットを起こした勝者は「俺はこの階級で一番のレスラー。彼は若い。やり過ぎる。MSGで戦いたい」と興奮気味に語った。