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【Bellator157 :Dynamite 2】ローレンスと対戦、ISAO 「成果が試合で出せるよう思い切り楽しみたい」

Lawrence  & ISAO【写真】米国東部での練習の成果が見られるか。ISAO×ローレンス (C)BELLATOR

24日(金・現地時間)にミズーリ州セントルイスのスコットレード・センターで開催されるBellator157=DYNAMITE02。

Spacial thank to INFY & Mrs.Sumie Sakai

同大会には日本から石井慧、加藤久輝と共にISAOが出場し、ジャスティン・ローレンスと対戦する。昨年10月のベラトール初陣ではゴイチ・ヤマウチに敗れたISAOは、今年の1月に結婚し、この試合までニュージャージーに拠点を置き、トレーニングを積んできた。

ニック・カトゥーン、マーク・ヘンリーの指導の下、数多くのトップファイターと過ごし、心技体全てで成長したというISAOに、ウォーレンス戦直前の心境を尋ねた。

──昨年10月以来、Bellatorでの第2戦が直前に迫ってきました。今の調子を教えて下さい。

「モチベーションも上がって来て体調も良いので、試合に向けてワクワクしています」

──今年1月に結婚され、この試合までニュージャージーの方で練習されていたそうですが、米国で長期間にわたり練習することを決めたのはなぜですか。

「本気で世界一になりたくて──です。そのためにも米国で長期に渡り練習したいと思っていた時に、坂口道場の(坂口)征夫さんを始め、色んな人と相談したところ、快く『アメリカで練習してきなさい』と言ってもらえました。

家内も理解してくれて、サポートしてもらえました。そこがあって長期間に渡り米国で練習することが可能になりました」

──これまで南カリフォルニアで練習していたましたが、冬の東部はとんでもない寒さだと思います。

「最初にニュージャージー入りした時は雪が降って、凄く寒かったです。ただ、車に乗せてくれて練習場を移動できたり、本当に色々な人がサポートしてくれました。なので、困ったことはなかったです」

──ヘンゾ・グレイシーNYC、そしてブルックリン、ニック・カトゥーン、ホーレス・グレイシーなど、数々のジムで練習をされてきたようですね。

試合前、最後の練習ではマーク・ヘンリーや、練習仲間のフランキー・エドガー、エディー・アルバレス、ジム・ミラー、ポール・フェルダー、エジソン・バルボーザ、マルロン・モラエスらがISAOの勝利を願い、祈りを捧げてくれた(C)SUMIE SAKAI

試合前、最後の練習ではマーク・ヘンリーや、練習仲間のフランキー・エドガー、エディー・アルバレス、ジム・ミラー、ポール・フェルダー、エジソン・バルボーザ、マルロン・モラエスらがISAOの勝利を願い、祈りを捧げてくれた(C)SUMIE SAKAI

「主にヘンゾ・グレイシー系のジムに通い、寝技、柔術をびっしりと練習しました。拠点となるニック・カトゥーンのジムではMMAスパーやレスリングをやり込み、コーチのニック・カトゥーンやフランキー・エドガーのボクシング・コーチであるマーク・ヘンリーに練習を見てもらい、アドバイスを色々としてもらえました。

エドガーやクリス・ワイドマンの練習を見ているだけでも、とても勉強になります。エドガーには凄くフレンドリーにしてもらえ、いくつかアドバイスもしてもらって──とても感謝しています。

この間の練習で心技体全てが成長できました。世界のトップファイターとスパーリングをさせてもらえたので、精神的に強くなれたと思います」

──今回の対戦相手、ジャスティン・ローレンスはご当地ファイターですが、どのような特徴のある選手だと考えています。

「打撃が強くて、とてもアグレッシブです。打撃が鋭いので攻撃を受けないこと、向こうのリズムに合わせないようにしたいです。

毎日ハードトレーニングを重ねてきたので、その成果が試合で出せるよう思い切り楽しみたいと思います。やってきたことを全て出せるようにしたいです」

──では最後に日本のファンに一言、お願いします。

「明日は素晴らしいファイトを見せて、勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」


■Bellator157=DYNAMITE02 計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ランペイジ・ジャクソン:224.9ポンド(102.01キロ)
石井慧:222.8ポンド(101.06キロ)

<Bellator世界ライト級王座決定戦/5分5R>
マイケル・チャンドラー:154.7ポンド(70.17キロ)
パトリッキー・フレイレ:155ポンド(70.31キロ)

<キック・フェザー級/3分3R>
ケヴィン・ロス:145ポンド(65.77キロ)
ジャスティン・ハウトン:145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マット・ミトリオン:255.9ポンド(116.08キロ)
カール・セウマヌタファ:254.7ポンド(115.53キロ)

<女子キック・フライ級/5分3R>
デニス・キルホルツ:124.1ポンド(56.29キロ)
グロリア・ペリトアー:122ポンド(55.34キロ)

<女子フライ級/5分3R>
レベッカ・ルース:124.9ポンド(56.65キロ)
イリマレイ・マクファーレン:126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ラシャード・ラブレース:144.9ポンド(65.73キロ)
ギャレット・ミューラー:145.9ポンド(66.18キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・ローレンス:145.4ポンド(65.95キロ)
ISAO:145.2ポンド(65.86キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーダン・ダウディー:170ポンド(77.11キロ)
ギヘルメ・ヴァスコンセーロス:169.4ポンド(76.84キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ケビン・エンゲル:170.7ポンド(77.43キロ)
チェル・アーウィンデイビス:170.6ポンド(77.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
マット・マーフィー:136.9ポンド(62.10キロ)
ジャスティン・ロビンズ:135.4ポンド(61.42キロ)

<180ポンド契約/5分3R>
ウォーキン・バックリー:172.3ポンド(78.16キロ)
クリス・ヒースリー:179.6ポンド(81.47キロ)

<女子130ポンド契約/5分3R>
ミシェル・ロイヤー:129.9ポンド(58.92キロ)
ケイティー・コリンズ:129.8ポンド(58.88キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェイソン・クリステンソン:185.6ポンド(84.19キロ)
ドウェイン・ディグス:185.1ポンド(83.96キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブラッド・ジョーンズ:167.3ポンド(75.89キロ)
タイラー・クラウゼン:169.7ポンド(76.98キロ)

<ヘビー級/5分3R>
リー・バーンズ:253.8ポンド(115.12キロ)
バイロン・スティブンス:263.7ポンド(119.61キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・エスタス:177ポンド(80.29キロ)
スティーブン・マン:170.6ポンド(77.38キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ニコール・スミス:110ポンド(49.90キロ)
アシュリー・カミンズ:109ポンド(49.44キロ)

<キック・175ポンド(2.27キロ)契約/3分3R>
エルミア・クロスマン:175.7ポンド(79.70キロ)
ダリル・コブ:175.6ポンド(79.65キロ)

<キック・女子130ポンド契約/3分3R>
タラ・ウォーカー:128.6ポンド(58.33キロ)
ミミ・カツン:124ポンド(56.25キロ)

<キック・ミドル級/3分3R>
加藤久輝:184.9ポンド(83.87キロ)
ジョー・シリング:185ポンド(83.92キロ)

<キック・ウェルター級/3分3R>
レイモンド・ダニエルズ:170.5ポンド(77.34キロ)
ステファノ・ブルーノ:171ポンド(77.57キロ)

<女子キック・フライ級/3分3R>
ケリー・メレンデス:120ポンド(54.43キロ)
サラ・ホ―ウェル:120ポンド(54.43キロ)

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