【UFC166】破顔一勝、堀口恭司パウンドでUFC初陣飾る
<バンタム級/5分3R>
堀口恭司(日本)
Def.2R3分51秒 by TKO
ダスティン・ペイグ(米国)
矢地祐介をセコンドに従え、オクタゴンに挑む堀口。素早い右ローを放った堀口、ステップワークを駆使して左ローを蹴り込む、ワンツーはさけられ、ペイグが組みつくとバックへ回り込む。立ち上がった堀口だが、ペイグは四の字フックからRNCへ。左手を取って防ぐ堀口、ペイグの右手は深く入っている。残った右手を剥すと、ペイグのロックはルーズになりハーフバックへ。残り90秒になってようやく胸を合わせた堀口が、ペイグをケージに押し込む。
ペイグは離れ際にエルボーを放つ。ワンツーから組みついた堀口にヒザを突き上げたペイグ。堀口を投げたペイグが背中越しにパウンドを落す。最後に上を取り、思い切りパウンドを落した堀口だが、初回は落した。2R、左ローから左フックを決めた堀口、ペイグの左に対して左を落すしダウンを奪う。足を効かすペイグにパウンドを連打する。しかし、ハーフガードからリバーサルを許してしまう。
スイープ狙いから立ち上がった堀口がペイグをケージに押し込み、テイクダウンを奪う。ハーフのペイグに右のパウンドを連続で落す堀口。ペイグの左手を右足で殺して、パウンドを集中する。体を起こしてパンチを落す堀口、フルガードに戻されても強烈なパウンドを落し続ける。立ち上がってパウンドを間断なく落すと、体を起こそうとするペイグの動きが止る。パンチを止めない堀口、ついにレフェリーが試合を止めてUFCデビュー戦でTKO勝ちを決めた。勝ち名乗りを受けた堀口は、最高の笑顔を見せた。