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【OFC12】マレーシアで鈴木信達が、カユーンとタイトル戦

Suzuki vs Kayoon

【写真】10月18日のシンガポール大会に続き、11月15日のマレーシア大会も発表されたOFC。ウェルター級王座が新設され、日本の鈴木信達とマレーシアのアダム・カユーンの間でベルトが争われる(C)MMAPLANET&OFC

26日(木)、鈴木信達が11月15日(金・現地時間)にマレーシアのクアラルンプール、スタジアム・プトラで開催されるOne Fighting Championship 12「Warrior Sprit」に出場、OFCウェルター級王座を掛けて、アダム・カユーンと対戦することが、鈴木がマネージメント契約をするハイブリッド・ファイターから発表された。

この発表と合せてOFCのオフィシャル・ホームページでも同イベントの開催と鈴木×カユーンの選手権試合がバナー形式で明らかになっている。極真空手ベースの鈴木は、5月のOFCマニラ大会でフィル・バローニをTKOで下し、同プロモーションのウェルター級トップコンテンダーとなっていた。「私のような不透明さのある選手に、このようなチャンスを与えてくれたOFCに感謝します。そして、そのチャンスに緊褌一番の決意を以って臨み、必ず勝利をものにしたいと思います」と語る鈴木の対戦相手カユーンは、MMA戦績4勝1敗、タイ在住のマレーシア人ファイターだ。

カユーンのMMAデビューは2003年11月、豪州XFCと古いが、その後2010年9月まで6年10ケ月のブランクを経て復帰。2011年9月タイのDAREにおけるキム・ソクモ戦、2012年6月OFC04におけるグレゴー・グレイシー戦、さらに今年2月OFC07のズリ・シラワント戦と3連勝中だ。同リリースによると、カユーンはBJJ、テコンドー、空手で黒帯、ムエタイでは世界タイトルを持つ。

BJJはATTのヒカルド・リボーリオから黒帯を授かり、バンコクBJJのインストラクターとして長らく指導をしていたが、現在ではプーケット・トップチームに所属している。寝技ともに接近戦のエルボーなど、鈴木は注意が必要となるだろう。

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