【ONE57】3年振りの鈴木信達と、1年7カ月振りの渋谷莉孔 in KL
【写真】ともに長期離脱からMMA復帰戦となる鈴木と渋谷 (C)MMAPLANET & ONE
18日(金・現地時間)、マレーシア・クアラルンプールのスタジアム・ネガラで開催されるONE57「Quest for Greatness」。メインは15勝無敗の世界フェザー級王者に今年の1月に横田一則からTKO勝ちしているマーチン・ヌグエンが挑戦する一番が用意されている。
そのKL大会には日本から、久しぶりのMMA出場となる2選手も出場する。2014年8月以来、3年振りのMMAとなる前ONE世界ウェルター級チャンピオンの鈴木信達は、新計量方法導入に伴いウェルター級からライト級に転向し、イブ・タンと戦う。
5月に巌流島で敗れている信達は、ここで1度は引退を宣言していたが、契約が残っていたONE出場となった。一度は途切れた糸をしっかりと紡いでいるようであれば、積極的に前に出てくるタンは、信達にとって組し難い相手ではない。蹴りで動きを止める試合に期待したい。
もう一人、久しぶりにその雄姿を見ることができるのが、渋谷莉孔だ。渋谷は2016年1月のロイ・ドリゲス以来、1年8カ月振りの実戦復帰となる。ONEからの評価も非常に高い渋谷だが、網膜剥離を患い、ハワイに拠点を置くようになになった。今回の復帰戦でハワイで吸収したことにより、どのような成長が見られるのか。
テイクダウンディフェンスに強く、自らもテイクダウン能力も上がっていた渋谷。そのレンジの取り方、迎え撃てるパンチを入れることができるかなど、非常に楽しみな点が多い。渋谷にとって今後の試金石、そしてアドリアーノ・モライシュとの再戦に向けての一歩となるズッパ戦だ。
■ ONE57対戦カード
<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]マラット・ガフロフ(ロシア)
[挑戦者]マーチン・ヌグエン(豪州)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
イブ・タン(ニュージーランド)
鈴木信達(日本)
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
アギラン・タニ(マレーシア)
シェリフ・モハメド(エジプト)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
リース・マクラーレン(豪州)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ジアーニ・スッバ(マレーシア)
渋谷莉孔(日本)
<女子ストロー級(※56・7キロ)/5分3R>
アン・オスマン(マレーシア)
メイ・ウウイ(シンガポール)
<ストロー級(※56・7キロ) /5分3R>
ロビン・カタラン(フィリピン)
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(フィリピン)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キアヌ・スッバ(マレーシア)
クリスチャン・リー(シンガポール)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
エドゥアルド・ケリー(フィリピン)
エミリオ・ユールシア(米国)
<ストロー級(※56・7キロ) /5分3R>
レネ・カタラン(フィリピン)
ブゥ・フォヨーガ(中国)