【Bellator153】危なげない一本勝ち、パトリシオ・フレイレがコラレスをギロチン葬
<フェザー級/5分3R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
Def.2R4分09秒by ギロチンチョーク
ヘンリー・コラレス(米国)
左ジャブから左ミドルで圧力をかけるフレイレ。コラレスも右を返す。接近戦でパンチを交換して離れるという展開が続き、フレイレの右ローにコラレスが右を合わせる。ダブルレッグでテイクダウンを狙ったフレイエだが、コラレスはケージに素早く移動する。それでもボディロックからテイクダウンに成功したフレイレは肩固めへ。一旦、マウントに戻ったフレイレが逆側で肩固めを狙う。ここもマウントに戻り、足も戻されたフレイレはコラレスが立ち上がると、自ら距離を取り直す。このまま大きな展開はなく、初回はフレイレがまとめた。
2R、フレイレが左ミドルを入れ、ローに続ける。コラレスはフック中心でアッパーも距離が合わない。左ボディを届かせたコラレスのその左フックが、近づいてきたフレイレの頭部に当たる。間合いとタイミングの測り合いが続き、観客席からブーイングが起こるなか、フレイレの右ストレートを被弾したコラレスがショートフックを連打する。フレイレの飛びヒザは距離が合わなかったが、右フックがヒット。手数が増えてきたコラレスの左フックにテイクダウンをカウンターで決める。ガードを取るフレイレは、立ち上がってきたコラレスにギロチンを仕掛ける。そのまま引き込んだフレイレが全く危なげなく一本勝ちを手にした。「フックが予想以上に強かったけど、コーナーのアドバイスを聞いてテイクダウンできた。一本勝ち?ストラウスに負けてから、全てを整えてきた。ベルトを獲り返さないといけない」と王者ダニエル・ストラウスへメッセージを送った。