【ONE40】バンタム級戦線で組み技師マクラーレン、台頭。ガフロフを組み伏せる
<バンタム級/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
Def.3-0
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
マクラーレンの右ローに対し、振りの大きな右フックを見せたガフロフ。マクラーレンは組みついてボディロックからテイクダウン、しっかりと背中をつけさせマウントを狙う。ガフロフはヒールを仕掛けてスクランブルに持ち込み、スタンドへ。ケージ際の力の入ったレスリングの攻防はマクラーレンが豪快なテイクダウンに成功し、そのままサイドを取る。ケージを蹴るガフロフだが、マクラーレンはサッカーボールキック。
すかさず立ち上がったガフロフはシングルレッグから、肩の上まで足を振り上げてスラムするようにテイクダウンする。しかし、マクラーレンはすぐに立ち上がってテイクダウンを取り返すと、ガードの中から鉄槌、そしてエルボーを落とし、担ぎパスを仕掛けハーフを取ったマクラーレンは、腰を切って足を抜く。サイドで抑えてクロスフィックの態勢に。体を捩じるガフロフを抑え込み、エルボーを連打する。ガフロフが立ち上がろうとしたところでギロチンに捉えたマクラーレンが初回をリードした。
2R開始直後にクリンチからガフロフをテイクダウンしたマクラーレンは、ヒール狙いに対し体を捻って防ぎ、そのままパス。ボディをエルボーに受けたガフロフだが、スクランブルに持ち込みスタンドへ。マクラーレンはすかさず組んでケージに押し込むと、身体を入れ替えたガフロフがエルボーを放って離れる。直後にダブルレッグを決めたマクラーレンをガフロフがギロチンに捉える。かなりヒジが上がっており、窮屈な態勢だったためマクラーレンは頭を抜くことに成功する。
ガフロフはここでもスクランブルに持ち込むが、結局はマクラーレンがテイクダウン。上四方、そしてサイドで抑え込んでエルボーを落とす。足を取って立ち上がったガフロフは、テイクダウン狙いをスプロールも、そのままクリンチから後方に倒される。マクラーレンはクルスフィックで抑えエルボーを入れながらラウンド終了を迎えた。
最終回、ガフロフの左ハイが顔面を掠めると、マクラーレンはワンツーを打ち返す。打撃を見せて組みにいくマクラーレン、ガフロフが切っていくが、執拗に組まれてケージに押し込まれてしまう。いなして離れたバフロフがスピニングバックキックも当たりは浅い。ガフロフは思い切りパンチを振るって前へ。パンチを被弾したマクラーレンはテイクダウン狙いから引き込む。ハーフ&ワキを差すマクラーレンはヒールフックへ。尻もちをついたガフロフは、スクランブルのなかでシングルレッグを仕掛け尻餅をつかせる。
マクラーレンは立ち上がり、ボディロックで倒されながら体重移動を読み上へ。ガフロフも立ち上がり、逆転の打撃戦へ──と思いきや、あっさり組まれて腰をクラッチされると後方に倒され万事休す。マクラーレンはしっかりとサイドで抑え、ここもクルスフィックへ。腕を抜いたガフロフのバックを制したマクラーレンはバックマウントからRNCへ。強引に立ち上がったガフロフの右にマクラーレンが組みついたところでタイムアップに。