【UFC164】ペティス「より良い場所で」、ベン・ヘン「お喋りじゃない」
【写真】2度目の対戦は、どのような試合展開になるのか。ベンソン・ヘンダーソン×アンソニー・ペティスの(C)MMAPLANET
30日(金・現地時間)、明日31日(土・同)にウィスコンシン州ミルウォーキーのBMOハリス・ブラッドレー・センターで開催されるUFC164「Henderson vs Pettis」の公開計量が同所で行われた。
ハーレーダビッドソン生誕110周年を祝うHarley-Davidson 110th Anniversaryが29日から3日に渡り開かれ、イージーライダーに支配されたようなミルウォーキー。当地のUFCファンは、ウィスコンシン在住のファイターに大きな声援を送り、対戦相手には容赦ないブーイングを浴びせかけた。そのブーイングを最も受けたのがメインで地元アンソニー・ペティスの挑戦を受ける、UFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンだった。
両者、問題なく計量にパスしたのち、ステージ脇のフェイスオフを終えると、ジョー・ローガンによるインタビューが行われたが、ペティスへの大声援とヘンダーソンへの大ブーイングで会場内では両者のコメントを聞きとることが困難なほどだった。「5年振りの地元での試合が、世界戦。より良い場所で挑戦できる」とペティスが語ると、ベン・ヘンはブーイングも気にせず「準備はできている。話してばかりの人間もいるけど、僕はおしゃべりじゃない。明日、オクタゴンに入って、言葉よりもパフォーマンスで示したい」とコメント。観客席に視線を移さないままステージを下りた。
なお、計量結果は以下の通りでウェイト・オーバーする選手は一人も見られなかった。
【写真】アリアニー・セレステ嬢もハーレーダビッドソン仕様の衣装で現れた(C)MMAPLANET
■UFC164「Henderson vs Pettis」 計量結果
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
ベンソン・ヘンダーソン:155ポンド(70.31キロ)
アンソニー・ペティス:154.5ポンド(70.08キロ)
<ヘビー級/5分3R>
フランク・ミア:248ポンド(112.5キロ)
ジョシュ・バーネット:255ポンド(115.7キロ)
<フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス:145ポンド(65.77キロ)
クレイ・グイダ:146ポンド(66.22キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル:262ポンド(118.8キロ)
ブランドン・ヴェラ:241ポンド(109.3キロ)
<フェザー級/5分3R>
エリック・コク:145ポンド(65.77キロ)
ダスティン・ポイエー:145.5ポンド(66キロ)
<ライト級/5分3R>
ジェイミー・ヴァーナー:156ポンド(70.76キロ)
グレイゾン・チバウ:155ポンド(70.31キロ)
<フライ級/5分3R>
ルイス・ゴーディノー:125ポンド(56.7キロ)
ティム・エリオット:125.5ポンド(56.93キロ)
<ウェルター級/5分3R>
パスカル・クラウス:170ポンド(77.11キロ)
イム・ヒョンギュ:171ポンド(77.56キロ)
<バンタム級/5分3R>
チコ・カムス:135ポンド(61.24キロ)
カン・ギョンホ:136ポンド(61.69キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ソア・パラレイ:265ポンド(120.2キロ)
ニキータ・クリロフ:236ポンド(107キロ)
<ライト級/5分3R>
ライアン・クートゥア:156ポンド(70.76キロ)
アル・イアキンタ:156ポンド(70.76キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・ハマン:185.5ポンド(84.14キロ)
マグナス・セデンブラド:185ポンド(83.91キロ)