【Glory28】初のパリ大会で世界戦3試合。ヴァーホーベン、カバラーリ、アダムチャックが防衛戦に臨む
【写真】昨年12月のアムステルダム大会に続き、初のパリ大会でもメインイベンターを務めるヴァーホーベン。すっかりグローリーの顔だ(C)GLORY
2日(火・現地時間)、GLORYより3月12日(土・同)にアコーホテルズ・アリーナ(ベルシー・アリーナ)で3階級のタイトルマッチを組み、フランス花の都パリの初進出することを発表があった。
メインではGlory世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベンが4度目の防衛戦をクロアチア人キックボクサーのムラデン・ブレストバッチを相手に行う。ブレストバッチはキャリア49勝10敗1分で32KOという高いノックアウト率を誇っている。
2つ目の世界戦はグローリーでは7戦6勝の世界ライトヘビー級王者、ブラジルのサウロ・カバラーリが昨年11月=イタリア・ミラノ大会にダンヨ・イルンガを破ったロシアのアルテム・バキトフの挑戦を受ける。また同じミラノ大会でガブリエル・バルガを下し世界フェザー級王者となったセルゲイ・アダムチャックが12月のフェザー級Tで優勝したモサブ・アムラーニとの初防衛戦に臨む。
この他、フランスからはフレディ・ケマイヨ、さらにライト級無冠の帝王といっても過言でないシッティチャイ・シッソーピーノン、ウェルター級ではマーセル・グローエンハートが出場するなと強豪ファイターがズラリと揃った大会となりそうだ。なおGloryでは2月26日(金・同)にイリノイ州シカゴのシアーズセンターでGLORY27を開き、ヘッドラインでは世界ミドル級選手権試合=王者アルテム・レヴィン×挑戦者サイモン・マーカスの3度目の正直、因縁の決着戦がマッチアップされている。