【Bellator】主なUFCからBellatorに戦場を移したファイター一覧。広がる需要のなかでベンヘンは特例
【写真】UFCリリース組を積極的に獲得するイメージはWSOFに譲っていたが、ケン・シャムロック、ジョシュ・トムソン、フィル・デイビスにティト・オーティズとレジェンド、ビッグネーム、実力者、軽量級とBellatorはより大きな投資をしている (C)BELLATOR & GONGKAKUTOGI
1日(月・現地時間)、Bellatorより元WEC&UFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンと複数年契約を結んだという発表があり、2日(火・同)には4月22日にベラトール世界ウェルター級王者アンドレイ・コレシュコフに挑戦することも明らかになった。
2009年4月の旗揚げ以来、トーナメント・フォーマットを採用し独自の開拓路線でラテン系、ロシア勢、そしてブラジルから選手を発掘&育成してきたベラトールだが、2013年1月よりSpikeでの中継が始まると、UFC経験者の重用が目立ってきた。
特にお茶の間MMAを展開するためにティト・オーティズらランペイジ・ジャクソン(その後、訴訟問題を経てUFCへ復帰)ら重量級のビッグネームが重用され、一昨年6月にスコット・コーカーが陣頭指揮を執るようになるや軽量級にもTUF出場者(※マーク)など獲得の波が広まってきた。
ここでは主なUFC出場経験Bellatorファイターを(ベラトール初戦、戦績&UFC戦績を併記して)纏めてみたが、世界王者のBellator入りはティト・オーティズに次いでベンソン・ヘンダーソンが2例目。そしてバリバリのトップということで、やはりベンヘンのベラトール参戦は特例であるといえるだろう。
【主なUFC→Bellatorファイター一覧】
【フェザー級】
ジャスティン・ローレンス 2015年6月デビュー。Bellator戦績2勝0敗、UFC戦績1勝2敗※
【ライト級】
ジョシュ・トムソン 2015年9月デビュー。Bellator戦績2勝0敗、UFC戦績3勝4敗
ライアン・クートゥアー 2014 年9 月デビュー。Bellator戦績2勝1敗、UFC戦績0勝2敗
ポール・サス 2013年10月デビュー。Bellator戦績1勝0敗、UFC戦績3勝2敗
メルヴィン・ギラード 2015年8月デビュー。Bellator戦績0勝1敗、UFC戦績12勝9敗1NC※
【ウェルター級】
ポール・デイリー 2012年7月デビュー。Bellator戦績4勝0敗、UFC戦績2勝1敗
ジョシュ・コスチェック 未デビュー。Bellator戦績─勝─敗、UFC戦績15勝10敗※コーチも
【ミドル級】
ダン・クレマ― 2010年4月デビュー。Bellator戦績8勝2敗、UFC戦績1勝1敗
ジョーイ・ベルトラン 2013年11月デビュー。Bellator戦績4勝3敗、UFC戦績1勝1敗※2009年、UFC参戦前にベラトールに1試合出場経験有り
ケンドール・グローブ 2013年10月デビュー。Bellator戦績3勝2敗、UFC戦績7勝6敗※
ホイス・グレイシー 2016年2月デビュー。Bellator戦績─勝─敗、UFC戦績11勝1敗1分
【ライトヘビー級】
ヒューストン・アレキサンダー 2013年9月デビュー。Bellator戦績1勝3敗1分、UFC戦績2勝4敗
ティト・オーティズ 2014年5月デビュー。Bellator戦績2勝1敗、UFC戦績15勝11敗1分=元UFC世界ライトヘビー級王者※コーチ
フランソワ・カルモン 2015年3月デビュー。Bellator戦績2勝1敗、UFC戦績6勝3敗
フィル・デイビス 2015年9月デビュー。Bellator戦績2勝0敗、UFC戦績9勝3敗NC
ステファン・ボナー 2014年11月デビュー。Bellator戦績0勝1敗、UFC戦績8勝7敗※
【ヘビー級】
チーク・カンゴ 2013年10月デビュー。Bellator戦績5勝2敗、UFC戦績11勝6敗
キンボ・スライス 2015年6月デビュー。Bellator戦績1勝0敗、UFC戦績1勝1敗※
ケン・シャムロック 2015年6月デビュー。Bellator戦績0勝1敗、UFC戦績7勝6敗2分※コーチ