【Pancrase275】デカゴン初見参ロシア勢<03>ムエタイ&柔術、ビスラン・エトレシェフ「ヒジも問題ない」
【写真】シャドーながら、レスリングの動きも披露していたエトレシェフ(C)MMAPLANET
28日(木)、31日(日)に東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase275に出場するロシア勢&メキシコ勢の公開練習が渋谷区の和術慧舟會HEARTSで行われた。
ここではまず、いよいよデカゴンを急襲するロシア勢。ここでは高木健太と戦うビスラン・エトレシェフの合同会見での言葉をお伝えしたい。(※要約)
──ビスラン・エトレシェフ選手、日本の印象をお願いします。
「私の名前はEtleshev。Atleshevと表記されることがあるけど、AでなくEなのでお願いするよ。飛行機の旅は長かったけど、タイやロシアでもウラジオストックに遠征したこともあって、2日間あれば時差ボケも解消するだろう。日本はとても空気が綺麗で良いところだね」
──格闘技歴を教えてください。
「松濤館空手がバックボーンで、それからボクシング、ムエタイとやってきた。ムエタイはタイのパタヤで半年間ほどトレーニングしたこともある。その時はコンバットというジムなどで練習していて、ブラジリアン柔術の指導者と出会い、柔術のトレーニングも積んできたんだ。キックではアマチュアだけど2006年のヨーロピアンで優勝したことまる。タイではムエタイを戦い16勝1敗、MMAは10勝5敗だよ。決して打撃だけの選手ではなく、寝技でも戦えるよ」
──今もムエタイとMMAを並行して試合をしているのですか。
「この4、5年はMMAに専念している。ムエタイもケガが多いので、両方を続けることはできずにムエタイのキャリアには終止符を打ったんだ」
──対戦相手の高木選手はヒジ打ちが得意ですが、ムエタイで対抗できますね。
「チェックした試合だと、タカギがヒジが得意というのはあまり感じられてなかった。でも、ムエタイの基本としてヒジもヒザも使えるし、長身の相手でなければエルボーは問題なく使えると思う。ロシアの大会ではエルボーが反則というケースもあり、ヒジで勝ったことはないけど、試合で使うことも全くもって大丈夫だよ。良い試合になるだろうね」
──エトレシェフ選手にとって良い試合とは?
「タカギは良い選手だ。ここで作戦を話すことはできないけど、打撃戦でも問題ないよ。自分のジムに19歳や18歳という若い選手に夢を与えるためにもパンクラスのチャンピオンになりたい」
■Pancrase 275対戦カード
<フライ級/3分3R>
手塚裕之(日本)
川和真(日本)
<バンタム級/3分3R>
小宮稔大(日本)
狸瑪猿シュン(日本)
<フェザー級/5分3R>
日沖発(日本)
横山恭典(日本)
<フェザー級/5分3R>
矢地祐介(日本)
ロドルフォ・ルビオ(メキシコ)
<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ホゼ・アルディ(メキシコ)
<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太(日本)
アラン・ヒロ・ヤマニハ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
高木健太(日本)
ビスラン・エトレシェフ(ロシア)
<ミドル級/5分3R>
佐藤光留(日本)
セルゲイ・マルティノフ(ロシア)
<ライト級/5分3R>
太田駿平(日本)
バイザット・ハトホフ(ロシア)
<バンタム級/3分3R>
神田T800周一(日本)
CORO(日本)
<フェザー級/3分3R>
川那子祐輔(日本)
中原由貴(日本)
<フライ級/3分3R>
井島裕彰(日本)
加藤直之(日本)
<ライト級/3分3R>
林源平(日本)
上田厚志(日本)