【写真】レッツ豪太と三浦広光、元ウェルター級KOP対決 (C)MMAPLANET & KAORI SUGAWARA

5日（木）、パンクラスより10月20日（日）に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase309で三浦弘光✖レッツ豪太のウェルター級戦、そして同じウェルター級で高木健太✖アレキサンダー・ラカスの対戦が決まったことが発表されている。

フェザー級KOPT＝ISAO✖カイル・アグォンのフェザー級戦、アラン・ヒロ・ヤマニハ✖春日井たけしのバンタム級戦などが組まれている同大会にウェルター級の2試合が追加された。

第10代ウェルター級KOPの三浦は王座を失った阿部大治戦以来、実に2年3カ月振りのMMA復帰戦となる。一方、第7代ウェルター級KOPレッツのパンクラス参戦は2015年10月以来となる。鈴木慎吾の打撃の前に成す術なく敗れたレッツはその後、HEAT、Grandslam、Gladiatorという独立プロモーションで経験を積み、グラジエイターではウェルター級王者に君臨している。

とはいっても、HEATや独立プロ統一ベルト的な意味のあったGrand王座獲得に失敗し、キム・ギョンピョ、濱口正幸に敗れるなどレコード的には決して順調ではない。しかし、強豪との国際戦や他団体のチャンピオン経験者との対戦でレッツの経験値は上がり、満を持して忘れ物を取り戻すパンクラス再参戦となる。

三浦も今年の6月に手塚裕之と暫定王座決定戦に出場予定が負傷欠場し、後のない状況でレッツ戦を迎えることになった。勝負の鍵は、すばりレッツが三浦の打の圧力に屈しないで、磨いてきた打撃戦に持ち込むことができるのか。弱気は厳禁のファイトとなる。

また三浦の代役で、6月の暫定王座決定戦に臨みRNCで敗れた高木の再起戦の相手は、クロコップ・チーム所属、AFSO、KFN、CFCというローカル王座三冠のラカスに決まった。ラカスに関してチームメイトの石井慧が、プレスリリースに「この度はチームメイトのラカスを戦わせて頂きありがとうございます。彼はサウスポーの打撃が素晴らしく、ポテンシャルがある選手です。今から日本での戦いを非常に楽しみにしていて、きっと素晴らしい試合をしてくれます」という言葉を寄せている。

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