【WSOF26】公開計量終了 挑発を全く意に介さないパーマー、圧倒的な差を見せつけるか
【写真】パーマーの目標はあくまでも盟友&親友チャド・メンデスがタイトル戦線から一歩後退したUFCフェザー級戦線に加わること。この身長差を苦にしないファイトが必要だ (C)WSOF
17日(木・現地時間)、明日18日にネヴァダ州ラスベガスのザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガス内ザ・チェルシーで開催されるWSOF26「Palmer vs Almeida」の公開計量が行われた。
キャリア16連勝中のビクブラット・マゴメドフ、マーク・ヘンリー門下のKOアーチスト=オジー・ドゥグルバゴフら注目ファイターを従えメインでWSOF世界フェザー級王座2度目の防衛戦に臨むランス・パーマー。計量パス後のステアダウンで長身のチャレンジャー=アレッシャンドリ・カピタォン・アルメイダが額をくっつけ挑発、正面を向いた際もベルトを奪う仕種を見せたが、一切付き合わずクールに公開計量を終えた。
身長差約13センチ、リーチももちろん差はあるが、パーマーはボクシングに長足の進歩の後を見せており、やや切れが悪くスピードに欠ける感のある挑戦者とのスタンド戦で遅れを取ることはないと思われる。気を付けないといけないのはグラウンドだ。テイクダウンを切ってからのバック奪取&両足フックなど、打撃とは比較にならない判断力の良さと速さをもつカピタォン。
それでもオハイオ州立大時代に4度のオールアメリカンに輝いているパーマーがスクランブルで劣ることは考えにくい。WSOFフェザー級で戦う間は圧倒的な強さを見せつける必要があるパーマーがどれだけ強さを見せるのかが焦点となる防衛戦だ。
■ WSOF26 計量結果
<WSOF世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] ランス・パーマー:145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者] アレッシャンドリ・カピタォン:144.6ポンド(65.59キロ)
<ライト級/5分3R>
オジー・ドゥグルバゴフ:155.4ポンド(70.49キロ)
ニック・ヘロンウェブ:155.4ポンド(70.49キロ)
<バンタム級/5分3R>
シェイモン・モラエス:145.4ポンド(65.95キロ)
ロビー・ペラルタ:145.8ポンド(66.13キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル:135.4ポンド(61.42キロ)
ビクブラット・マゴメドフ:135ポンド(61.24キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイク・ヒューン:204.2ポンド(92.63キロ)
クリントン・ウイリアムズ:203.6ポンド(92.35キロ)
<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ:170ポンド(77.11キロ)
ダニー・デイビス:170ポンド(77.11キロ)
<ライト級/5分3R>
デイビッド・ジョーダン:155ポンド(70.31キロ)
ジョナサン・ヌネス:155ポンド(70.31キロ)
<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ドワード:146ポンド(66.23キロ)
マラット・マゴメドフ:145.6ポンド(66.04キロ)
<ライト級/5分3R>
ギガ・チカゼ:155.4ポンド(70.49キロ)
ギル・ガーダド:156.4ポンド(70.94キロ)