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【UFN75】堀口恭司と対戦するチコ・カムス 「毎日、ペティス兄弟、ベン・アスクレンと練習してきた」

Chico Camus【写真】打撃戦でも堀口にひけを取らないと語ったチコ・カムス。本人的には発音はケイミスとのこと (C)MMAPLANET

25日(金)、東京都港区の東京アメリカンクラブにて27日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるUFC Fight Night JAPAN 「Barnett vs Nelson」=UFN75の個別会見──UFC Fight Nightアルティメイト・メディアデーが開かれた。

ここでは堀口恭司と対戦するチコ・カムスのコメントをお伝えしたい。

──堀口選手の印象を教えていただけますか。

「グッドファイターでタフガイだよ。パンチも蹴りも連続でいれて爆発力があるよね。まぁ、僕も同じようなところがあるよ。彼はタイトル戦を戦ったばかりだから、ここで勝利してファイト・オブ・ザ・ナイトをもらえるような印象的な試合をすれば、僕にもタイトル挑戦が見えてくるに違いない。ランカーで終わるつもりなんてサラサラない。

いつの日かUFCの世界チャンピオンになるために戦っているんだ。まずはキョージにしっかりと勝たなければならない。これまでキョージのような空手スタイルのファイターとは戦ったことがないけど、僕も足を止めるつもりはないし、絶対にエキサイティングな試合になるよ」

──ルーファスポーツではどのような準備をしてきましたか。

「毎日、ペティス兄弟、ベン・アスクレンと練習してきた。セルジオは毎日のように僕の頭を蹴っ飛ばし、アンソニーは拳を顔面に入れてきた(笑)。アイアン・シャープス・アイアン──そうやってやりあって、倒し合って僕らは互いに強くなってきた。親友がジムにいて、鍛え合うことができる。ベン・アスクレンがくるまで、レスリングはほとんどできなかった。でも彼がチームの一員になってから、以前とは比較にならないほどレスリングが成長できた。ルーファスポーツが僕を強くしてくれるんだ」

──テイクダウンが強化できたことは大きいですね。

「だからといってDJのようにキョージをテイクダウンしまくって勝とうとは思っていない。打撃ができないなんてことはないから、彼が僕より打撃が思い切り優れているとも思っていない。殴り合いになっても、キョージが優位になるとは限らないよ。グラウンドだったそうだ。彼にとって僕は簡単な相手じゃない。これまで僕と殴りあい、倒し来て勝った相手なんていない。抑え込みに来た奴らばかりだ。僕はさっきも言ったように最高のメンバーのなかでもまれている。レスリング、スタンド、柔術、全ての面で強くなっている。
全てこの試合で披露するよ。これまで僕がどんな練習をしてきたかを、ね」

■UFN75対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
ロイ・ネルソン(米国)
ジョシュ・バーネット(米国)

<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール(米国)
ゲガール・ムサシ(オランダ)

<フライ級/5分3R>
チコ・カムス(米国)
堀口恭司(日本)

<バンタム級/5分3R>
ジョージ・ループ(米国)
水垣偉弥(日本)

<フェザー級/5分3R>
ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)
菊野克紀(日本)

<ROAD TO UFC JAPANフェザー級T決勝/5分3R>
廣田瑞人(日本)
石原夜叉坊(日本)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
中村K太郎(日本)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
ニック・ハイン(ドイツ)

<ライト級/5分3R>
ケイジャン・ジョンソン(カナダ)
小谷直之(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ロジャー・ザパタ(米国)
安西信昌(日本)

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