【Pancrase & UFC】パンクラス10月4日大会が、UFC Fight Passでライブ・ストリーミング決定
【写真】ついにパンクラスの試合がUFC Fight Passでライブ中継されることが決まった(C)Pancrase
10 日(木)、パンクラスより10月4日(日)にディファ有明で開催されるパンクラス270の模様がUFC Fight Passでライブストリーミングが行われることが発表された。
今年の1月にUFCと映像コンテンツに関してライセンス契約を結んだことが明らかになってパンクラスのUFC ファイトパス中継。その後の進捗状況がなかなか伝わらないなかで、8月大会で試運転がなされ、ついに世界同時発信のライブストリーミングが開始されることとなった。今回のストリーミング開始に関し、UFCファイトパス統括部長のエリック・ウィンターとパンクラス酒井正和代表のコメントは以下の通りだ。
エリック・ウィンター
「歴史的なMMAプロモーション・パンクラスを、10月4日の東京大会からライブ配信できることに興奮しています。1993年から世界レベルのイベントを開催し続けているパンクラスの、日本最高峰MMAをUFCファイトパス視聴者に楽しんでいただきたいです。
パンクラスは22年に渡ってMMAの発展に寄与し大きなインパクトを残してきました。UFCファイトパスではこれまでパンクラスが生んできた数多くのライブラリーも見る事が出来るようになります。UFCホール・オブ・フェイマーのバス・ルッテンやケン・シャムロック、歴代UFC王者のエヴァン・タナーやジョゼ・アルド、パンクラス創始者の船木誠勝や鈴木みのるの伝説的な試合が、数週間以内にUFCファイトパスで配信開始されます」
酒井正和
「UFCと同じ年月の歴史を持つ老舗MMAプロモーションとして、UFCファイトパスという世界向けのプラットフォームでパンクラスの全てを公開出来る事を光栄に思います。世界からUFCを目指す未来のスター選手が、パンクラスに戦いの場を求めて集まって来ています。10月4日大会を皮切りにパンクラスがUFCファイトパスで世界ライブ配信される事で、世界中のMMAファンにパンクラスを楽しんで頂ける様に、今後よりマッチメイクも世界向けに強化していく所存です」
なおFight Passプログラムの一つ、ブラジルの修斗ブラジルなどは現地の映像を米国のスタジオでドミニク・クルーズやジェイソン・チェンバースによって英語で音入れが成されている。一方、Invicta FCやTitan FCでは会場で実況収録が行われている。パンクラスでは8月大会では実況の試運転を行われていたが、その際、コメンテイターを務めたガイ・デルモは今大会で牛久絢太郎と戦うことが決まっている。果たしてパンクラス初のUFC Fight Pass中継の解説を誰が行うかも興味が集まる。