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【Bellator139】勝利まで数秒、反則ヒザ蹴りでリッケルズ勝ち星逃す

rickels vs alessio 2【写真】まさにやってしまった感のあるリッケルズの寝技でのヒザ蹴り……手中に収めていた勝利を失った(C)BELLATOR

<ライト級/5分3R>
デヴィッド・リッケルズ(米国)
NC 1R2分24秒
ジョン・アレッシオ(カナダ)

ローを入れつつ距離を測るリッケルズに、地元ファンから大きな声援が送られる。組んだアレッシオがケージに押し込むと即ブーイングが起こる。ヒザを入れながら体を入れ替えたリッケルズは右アッパーから左フックを皮切りにラッシュをかける。ケージに詰まったアレッシオが一度は間合いを取り直すも、左ハイからヒザをボディに受け、さらに左ミドルを蹴り込まれ体を屈めてしまう。試合が決まると思われた刹那、手をマットにつけているアレッシオのワキ腹にパウンドを落としていたリッケルズがヒザを顔面に入れてしまう。即、ブレイクが掛かり注意を受けるリッケルズ。勢い余ってしまったのだろうが、反則は反則だ。

ただでさえKO負け直前だったアレッシオが、ファイトの再開に応じることができるか。案の定、アレッシオは続行不可能を伝え試合はノーコンテストとなった。「カンザス、アイム・ソーリー。次は最後の反則攻撃だけをしないようにする。ほんと、勝っていたんだ……」と話したリッケルズは、ケージに上ってファンに拳を突き上げた。

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