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【UFN66】日本人のいないマニラ大会。アジアの大砲イム・ヒョンギュが6連勝中のマグニーと対戦

Lim Hyun-Gyu【写真】アジアの大砲イム・ヒョンギュが、6連勝中のニール・マグニーにマニラで挑む(C)MMAPLANET

今週末、16日(土・現地時間)にUFCにとって初のフィリピン大会が開かれる。マニラのパサイシティ、MOAアリーナで行われるUFC Fight Night 66「Edgar vs Faber」、メインはイベント名にある通りフランキー・エドガー×ユライア・フェイバーの『フェザー級』マッチだ。

日本、マカオ、シンガポールに次ぎ、アジアで4カ国目の開催となった今大会だが、日本勢の参戦はない。アジアの英語圏であるフィリピンということもあり、メインカードの上位は米国勢で占められている。フィリピン系米国人のマーク・ムニョス人気は絶対の今大会、トップどころからONEと契約していることもあり、開催国からは2人だけの参戦に留まっている。この他アジア太平洋地域の出場者はグアム、韓国からも2選手ずつ、中国は3人、残りはシンガポール人選手が1名となっている。

そんなアジア勢で最注目はイム・ヒョンギュだ。昨年9月の日本大会で佐藤豪則を秒殺した韓国ウェルター級の実力者が、ニール・マグニーと戦う。イム・ヒョンギュは魂の大反撃を見せたタレック・サフィジーヌ戦こそ判定負けを喫しているが、これまでUFC4戦3勝1敗、勝利は全て打撃でフィニッシュしている。対するマグニーは昨年1年間だけで5勝を挙げ、2月には日本のストラッサー起一に勝利し現在6連勝中。UFC通算戦績は7勝2敗で、ランキングも15位に入っている。

身長191センチのマグニーと、188センチのイム・ヒョンギュ。リーチはマグニーの198センチに対し、イム・ヒョンギュは201センチとウェルター級を越えた体躯の持ち主同士ということになる。ともにリーチを生かした打撃と、テイクダウンディフェンスの強さを有しており、テイクダウンを仕掛けるとすればマグニーの方か。クリンチの攻防では首相撲からのヒザ蹴りもマグニーの大きな武器だ。

ただし、ヒザ蹴りといえばイム・ヒョンギュも強烈な飛びヒザの印象が強いファイター。左ジャブから打撃戦を組み立てる中で、マグニーが組みに移行する瞬間は必ず訪れる。そこでイム・ヒョンギュの飛びヒザが炸裂するか。グラウンドに持ち込まれると、イム・ヒョンギュはスクランブル能力も高いが、グラウンドコントロールに長けたマグニーが優勢と思われる。佐藤のテイクダウンを切りながら、ヒジ打ちでKOしたシーンはインパクト大だったイム・ヒョンギュだが、リーチの長いマグニーのテイクダウンを切ることができるか。勝負はそんな削り合いになりそうだ。

■UFN66 対戦カード

<フェザー級/5分5R>
フランク・エドガー(米国/2位)
ユライア・フェイバー(米国/※3位)

<ミドル級/5分3R>
ゲガール・ムサシ(オランダ/7位)
コスタ・フィリッポウ(キプロス/12位)

<ミドル級/5分3R>
マーク・ムニョス(米国)
ルーク・バーネット(英国)

<ウェルター級/5分3R>
イム・ヒュンギュ(韓国)
ニール・マグニー(米国/15位)

<フェザー級/5分3R>
フィリップ・ノヴァー (米国)
ナム・ウィチョル(韓国)

<フェザー級/5分3R>
マーク・エディバ(フィリピン)
レヴァン・マカシュヴィリ(米国)

<ライト級/5分3R>
バン・テヒョン(韓国)
ジョン・タック(グアム)

<ライト級/5分3R>
ジャン・リーポン(中国)
ケイジャン・ジョンソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
ディエゴ・リマ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ニン・グォンユ(中国)
ロイストン・ウィー(シンガポール)

<フライ級/5分3R>
ロルダン・サンチャン(フィリピン)
ジョン・デロス・レジェス(グアム)

<フライ級/5分3R>
ノラン・ティックマン(米国)
ヤオ・ジークイ(中国)

※バンタム級

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