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【GLORY20】ムエタイスタイルのマーカスがスプリット判定でミドル級挑戦者決定トーナメント優勝

<ミドル級挑戦者決定トーナメント決勝/3分3R>
サイモン・マーカス(カナダ/4位)
Def.2-1:30-28, 27-30, 29-28
ジェイソン・ウィルニス(オランダ/3位)

ミドル級挑戦者決定トーナメント決勝は、準決勝でウェイン・バレットに勝利した4位マーカスVSアレックス・ペレイラに勝利した3位ウィルニスという顔合わせになった。距離を取りながら前蹴り・左ミドルのマーカス。ウィルニスはオランダ人らしくガードを固めてプレッシャーをかけていく。マーカスは前に出てくるウィルニスにパンチとヒザ蹴りを突き刺すが、ウィルニスは下がらない。マーカスの蹴りをブロックして、すぐさまパンチを返していく。

2Rもウィルニスがプレッシャーをかけて、マーカスが距離を取る展開が続く。前に出るのはウィルニスだが、有効打はジャブと単発の左フック程度。逆にマーカスはジャブ、前蹴り、ヒザ蹴りを当てて手数で勝る。ウィルニスもジャブと右ローに活路を見出して反撃に転じるが、残り1分、マーカスは右フックから前進。ヒザ蹴りの連打でウィルニスを後退させる。

3R、ガードを固めてパンチとローで前に出るウィルニス。マーカスはテンカオでそれを迎え撃ち、サウスポーに構えをスイッチして左ミドルを蹴る。ジャブ・前蹴りで距離を取り、強引にウィルニスが前に出てくるとヒザ蹴りを合わせるマーカス。一瞬、掴んでのヒザ蹴りを多用してウィルニスに反撃のチャンスを与えない。判定は2-1と割れたものの、3R通じてムエタイスタイルを貫いたマーカスが勝利した。

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