【GSI & OFC】青木、大晦日出場に拍車。GLORYとONE FCが提携
【写真】この1年で急速に格闘技界で勢力を増したGSIチェアマンのピエール・アンドゥランドが、ついにONE FCとも関係を持った。日本のファンにとっては、ONE FC契約下にあるファイターたちのDREAM=大晦日イベント出場が可能になることは朗報か。一方、GSI所属のMMAファイターとはピンとこないが、マルース・クーネンやトーマス・デュプレを指すのだろうか (C) MMAPLANET ,GSI& KEITH MILLS
29日(木・現地時間)、ONE FCより、GLORY SPORTS INTERNATIONALのMMA部門と契約下にあるファイターが今後、相互出場していくという正式発表があった。
昨年9月の旗揚げ以来、シンガポールを拠点にインドネシア、マレーシア、そしてフィリピンでイベントを開催し、事実上のアジア最大プロモーションに成長したONE FC。一方GSIのMMA部門といえば、これはずばり大晦日に活動を再開するDREAMを指す。
GLORY4の12月2日・幕張メッセ大会の大晦日スライド決定の時期と前後し、GSIチェアマンのピエール・アンドゥランドとONE FC関係者がコンタクトを取り始めるようになり、一部でONE FCをもGLORYが買収するという話も聞かれたが、選手の相互出場という形で話がまとまった模様だ。
「GLORYとビジネスをすることを絶対的に歓迎する。我々のイベントは、さらにエキサイティングなモノとなり、世界中のMMAファンにとって価値ある勝者を生み出すことになる。ONE FCは引き続きアジアのベストファイターの試合を組み、GSIとの協力により、自動的に彼らの活躍を、急速に成長しているスポーツを通して世界に発信していきたい」と、今回の提携についてONE FC ビクター・クイ代表は語っている。
一方、GSIのマーカス・ルアーMDは「GSIとONE FCは協力してアジアにMMAを普及させる。ONE FCとの関係は双方に有益な相互協力態勢となるだろう」とコメントを残している。大晦日のDREAMに関して、青木真也やビビアーノ・フェルナンデス、そしてホーレス・グレイシーの出場など、各地で噂を越えた情報が出回っていたが、今回の相互協力体制という発表を受け、対戦カードも正式発表に向かうことになるだろう。
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