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【BFC82】シーズン7ウェルター級決勝、堅実グッド×一発コレシュコフ

2012.11.29

Good vs Koreshkov

【写真】ライモン・グッドとアンドレイ・コレシュコフ、両者オールラウンダーだが軸はテイクダウンと蹴りに分かれてくる。この両者が、シーズン7ウェルター級ファイナルを戦う (C)KEITH MILLS

1週間のインターバルがあったベラトール・シーズン7。30日(金・現地時間)にミシガン州マウント・プリーザントのソーリング・イーグルカジノ&リゾートでBFC82が開催され、4階級の先陣を切ってウェルター級トーナメント決勝が行われる。

初代BFC世界ウェルター級王者のライモン・グッドは、ジム・ウォルヘッドとミハイル・サレフを破り、決勝進出を決めている。そのグッドと対戦するアンドレイ・コレシュコフはジョーダン・スミス、DREAMで活躍したマリウス・ザロムスキーを倒してきた。

左ジャブで距離を測り、左フックやアッパーで前に出ると、組みついてきた相手には接近戦で首相撲からヒザ蹴り、そしてテイクダウンを許さないという手堅いファイトを実行してきたグッド。対するコレシュコフは後ろ回し蹴りに左ミドルなど、多彩な足技とともにパワフルな左フックを武器とするストライカーだ。

リーチの長いコレシュコフに対し、グッドが打撃から如何にテイクダウンにつなげるか。組み技になり、動きの少ない展開になると、まだ穴がありそうなロシア人に対し、手堅さと爆発力を兼ね備えたグッドがやや有利か。その一方で、コレシュコフも左ミドルやヒザ蹴りなど一気に試合の流れを掴む蹴りを持つ。タイトル挑戦と優勝賞金が懸かったファイナルで、よりアグレッシブなコレシュコフの戦い方に変化がある可能性も出てくるが、いずれにせよグッドの狙いはテイクダウンからトップキープとなりそうだ。

この他、メインカードではライト級トーナメントでリッチ・クレメンティに敗れたアレキサンダー・サルナフスキーが早くも再登場。トーナメント戦で敗れたファイターとしては、異例の同じシーズン内で復帰戦となるが、これもロシアでの中継の影響だろうか。また、カラ・ホース×ダグ・マーシャルというEXCベテランと元WEC世界ライトヘビー級王者対決、アンダーながらアーム・コレクター=ジヴァ・サンタナの8カ月ぶりの再起戦となる両ミドル級にも注目したい。

■Bellator82主な対戦カード

<ウェルター級T決勝/5分3R>
ライモン・グッド(米国)
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・サルナフスキー(ロシア)
トニー・ハーベイ(米国)

<ミドル級/5分3R>
カラ・ホース(米国)
ダグ・マーシャル(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
デヴィッド・リッケルズ(米国)
ジェイソン・フィスチャー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジヴァニウド・サンタナ(ブラジル)
ブレンダン・セギン(米国)

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