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【UFC MACAO】五味隆典「マカオは戦いやすかった」

Takanori Gomi

【写真】コメントを取っている最中に、ボーナスを手にした五味。次戦は日本?それとも米国か??(C)Zuffa LLC

10日に開催されたUFC MACAO=UFC on FUEL TV06で、マック・ダンジグを破りUFC通算成績を3勝3敗の五分とした五味隆典。ヒールフックやアンクルロックなど、今までにない技も駆使した五味に、大会終了後インタビューを試みた。

――難敵マック・ダンジグに判定勝利、おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――この勝利でUFC戦績が3勝3敗の五分となりました。

「ハイ、こうやっていくしかないですよね。コツコツやっていくしかないし。2連勝、連勝っていいですよね。ハイ」

――ダンジグのパンチを受けても、下がることなく、勢いをつけるかのごとく動きも気持ちも前に出て行きました。

「そうですねぇ……、う~ん、まだまだ甘い部分はあるんですけど」

――1Rと2Rにテイクダウンを奪われましたが、落ち着いて戦っていたように見えました。

「1Rは終了間際だったので。そうですね……、でも米国人選手のポイントの取り方にハマったわけだから、気を付けないといけないですね。ただ、そこから極められる時間は残っていない――とは思っているんですけどね。そこがどういう風に判断されるかっていうのはあるんで」

――まさかのヒールフックやアンクルロックが見られました。

「まぁ、色々混ぜてやってみたんです。ただ、固まっちゃうんじゃなくて。バランスの良い選手だったので。相手は力、フィジカル+キックボクシング+柔術には、ああいうので対抗していこうかと。ちょっと違うことをやってみようと思ったんです」

――相手が組んできても、組み倒せるという五味選手のレスリングの強さが出た局面もありました。

「う~ん、向こうがヒザ蹴りに固執していた腰が軽かったというのもありますが、今、ラスカル・ジムでもレスリングのメンバーが揃ってきたので、昔の木口道場でやっていたようなトレーニングがやっとできるようになったんです」

――試合で受けたダメージは? 左目の下が腫れなど骨への影響はなかったですか。

「ここは大丈夫ですね。ただ、足がね、ローを蹴って失敗しちゃって……」

――次の試合ですが、3月3日に日本大会の開催が決定しました。

「米国とか、別の国の方が良いですね。日本で戦う方がプレッシャーが掛かってしまって。今回のマカオはとても戦いやすかったです」

――ところで前回、ノックアウト・オブ・ザナイトを獲得した時は賞金は車代にと言っていましたが、今回のファイト・オブ・ナイトの賞金の使い道は?

「フフフ、どうしよう。今回は貯金します(笑)」

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