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【Bellator132】ストラウスとの激戦、フレイレがRNCで制しフェザー級王座初防衛

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
Def.4R4分49秒by RNC
ダニエル・ストラウス(米国)

まずは左ハイから前蹴りを見せたストラウス。フレイレは左ローを返す。踏み込んで右をヒットさせたフレイレは、ストラウスの右ジャブに距離を取り、またも踏み込んで右を放つ。ストラウスも左ストレートをヒット、緊張感のある立ち上がりに。フレイレの前進に左フックを合わせたストラウス、離れ際に左ミドルを入れ、さらに左フックを伸ばす。ケージに詰まったフレイレに組み付いたストラウスだが、いなしたフレイレが距離を取り直す。

勢いのある右ローを放ったフレイレは、前に出て右フック。左フックを返すストラウス、ここで頭が当たったと試合が一時中断する。再開後、ラッシュを掛けたストラウスは、左から右のワンツーを打ち込む。続く組み合いではフレイレがケージに押し込み、左右のフックを入れる。直後にストラウスが左を返し、ここはストラウスの勝ち。フレイレが間合いを取り直した。続くフレイレのローがストラウスの急所に当たり、2度目の中断に。ミドルにも見えなくなかったが、初回はストラウスの精度の高い攻撃が目立った。

2R、自分の距離をギリギリで保つストラウスに対し、レンジの外にあるフレイレ。踏み込んで攻撃を仕掛けると、カウンターを受けそうになる。短時間で2度、ローを急所に入れたストラウスに注意が与えられ、フレイレは不満を露わに。再開後、テイクダウンのフェイントから右を入れるもストラウスはすぐに左を打ち返す。ここで指が目に入ったとして、ストラウスにペナルティが与えられる。拮抗した一戦、大きな減点だ。

フレイレはシングルから、足を払って寝技へ移行。がぶって次の展開を窺う。細かいパンチを入れるフレイレ、ストラウスは立ち上がり、胸を合わせた状態から後方にテイクダウン。フレイレの立ち上がり際にテイクダウンを決めるも、すぐにフレイレも状態をお越しスタンドへ戻る。ストラウスをいなしたフレイレが、ヘッドロックからパンチ、ボディにヒザを入れる。尻餅をつき、ケージを背にした状態でヒザをボディに受けたストラウスは、最後に頭を抜いてバックに回ったが、減点分と合わせた2Pを失ったラウンドとなったか。

3R、まずは左ミドルを入れたストラウス、右ジャブでフレイレを突き放すと左ハイを繰り出す。構わず踏み込んで右ストレートを入れたフレイレ、離れ際のハイをしっかりとブロックする。ストラウスはここで左ボディストレートを決める。下がらないフレイレは、頭を振って前進を続ける。フレイレは右ロー、ローの当たる位置はパンチも当たる。よってストラウスが間合いを一度外す。そして右ジャブを見せて前に出るストラウス、フレイレは左へ回りながらタイミングを窺う。

残り2分を切り、左ハイを見せたストラウスがショートのパンチでラッシュを掛ける。組み付いたストラウスから体捌きでフレイレがトップを奪う。と、フレイレはここでヒールを仕掛ける!! すぐに足を抜いてスタンドへ戻ったストラウス、フレイレも同時に立ち上がる。フックの連打からストラウスがダブルを仕掛けてフレイレをケージに押し込む、ストラウスが3Rを取り返した。

4R、前に出てラッシュからテイクダウンを仕掛けたストラウス。体を入れ替えたフレイレも連打を返す。距離を取り直した両者、遠い距離からはストラウスの左ストレートと左ハイが目立つ。左ストレートでフレイレに尻餅をつかせたストラウスが、起き上がり際に組み付く。ここでも体を入れ替えたフレイレは、細かい左フックを顔面とボディに連打する。ストラウスの首相撲にもボディを連打したフレイレ。ストラウスも連打で反撃へ。フレイレは右ボディ、動きの止まったストラウス。

首相撲からフレイレがヒザを入れると、これが急所付近に当たったかストラウスが後方に倒れ込む。レフェリーのビッグジョンのブレイクが遅れ、倒れたストラウスにフレイレがパウンドを落とす。ボディだとアピールするフレイレ。ヒザはボディに辺り、スネが急所に当たっていたが……。

再開後、右ジャブを伸ばすストラウス。プレッシャーを受けながらも、フレイレの赤く染まった右目の辺りに左ストレートを入れる。フレイレはここでダブルレッグからテイクダウンに成功。ストラウスはスタミナが切れてきたか、粘りがなかった。キムラロックに固執するストラウスに、エルボーを入れたフレイレは、そのままバックに回り込み両足をフック。背中が伸びたストラウスはRNCの形に入られ、やがて観念してタップ。

フレイレが初防衛に成功し、時期挑戦者ジョーイ・カラキャニャンがケージイン。「フレイレは本物のチャンピオン。そんな彼と再戦できて嬉しい。リベンジする」とステアダウンで、真正面から視線を合わせた。

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