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【Metamoris】攻め疲れ? カイロンがロバトJrのキムラに敗れる

2012.10.15

<20分1R>
ラファエル・ロバトJr(米国)
Def.12分20秒 by キムラアームロック
カイロン・グレイシー(ブラジル)

10ポンド以上体重差がありそうな両者、バッハの嫡男と米国人最強柔術家はまず腰を引いた立ちでの組みという態勢に。カイロンが引き込むと、足を捌こうとするロバトJrの踵を引き寄せ、リバーサルに成功する。担ぐカイロンを、ロバトJrは帯を掴んで防御する。足を畳み、プレッシャーを与えるカイロンが、トップから攻めるもロバトJrはアキレス腱固めへ。ロールを繰り返す両者、レフェリーがカイロンの頭をマット中央にずらし、ロバトJrが立ち上がったところで、4分30秒が経過した。

片側のスパイダー・ガードの要領でロバトJrのプレッシャーを避けるカイロンが、クローズドガードに戻る。残り14分を切ったところでロバトJrがパスから、バックママウントへ。十字と三角のコンビネーションを仕掛けたロバトJrだが、腕を抜いたカイロンがトップを奪い返す。

三角からオモプラッタ、アームロックを仕掛けるロバトJr、腕を抜いたカイロンが立ち上がり、試合はスタンドに。残り12分を切り、巴投げからトップを取ったロバトJrがアキレス腱へ。ヒザ十字狙いのカイロン。正座のような形で足を畳んで、ロバトJrが防御する。ガードに戻したカイロンだが、10分を経過し疲れが見える。

パスからサイドを取ったロバトJrが、上四方に移動しキムラアームロックを狙う。すると、そのままカイロンの左腕を一気に後方に持っていったロバトJrがタップを奪った。「止まらずプッシュした。僕の柔術、コンディションで勝った。キムラは15歳から柔術を始め14年が経った僕の一番の得意技なんだ」と勝者、カイロンは「アタックしてフィニッシュを狙ったけど、タフだった」とコメントを残した。

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