【PFC12】コッブ、逆転のチョークで王座防衛
■第10試合PFC世界ライト級選手権試合/3分5R
[王者]ブライアン・コッブ(米国)
Def.1分17秒/リアネイキドチョーク
[挑戦者]ランス・ウィップ(米国)
【写真】打撃が課題だが、組ついてからの強さはメジャー級といってもいいコッブ (C) MMAPLANET
光岡映二に大逆転のギロチンチョークで敗れて以降、8連勝中のコッブは、エクストリーム・クートゥアーのハードパンチャー、ウィップと対戦した。
間合いを取って、パンチを放っていくウィップに、コッブは2度目のタックルでテイクダウンに成功する。ガードで下になったフィップは、腕十字を仕掛けるが、コッブは2度のスラムに加え、3度目は前方へと落として技を解こうと試みる。たが、それでも腕を離さないウィップは、ようやくコッブを引っくり返して十字をセット。しかし、ここで1R終了のホーンが鳴り響いた。
2Rになると、差し合いからテイクダウンを奪ったコッブが、寝技でエルボーとパウンドを狙う。ウィップはコッブの体をはね上げようと、腕を押し上げる。と、コッブは勢いがつき、そのままバランスを失ったウィップから、絶妙のタイミングでマウントを奪うことに成功する。
その後、バックに転じたコッブは、側頭部にパンチを入れるとすぐさまチョークへ。1Rの苦戦から一転、コッブが一本勝ちを挙げ、2度目の王座防衛に成功した