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【Invicta FC09】フライ級王座目指し、端貴代 「フィジカルも技術面も相手を上回れるよう」

Takayo Hashi【写真】見事なシックスパックを披露した端。階級を下げて筋肉量を増やした。持前のスタミナと折れない心が融合すれば王座奪取が見えてくる。期待・大だ (C)INVICTA FC

1日(土・現地時間)にアイオア州ダベンポートのリバーセンターで開催されるInvicta FC09「Honchak vs Hashi」。イベント名にあるように同大会のメインでは日本から端貴代が参戦、フライ級王者バーブ・ホンチャックに挑戦する。

2010年2月にサラ・カフマンの持つStrikeforce世界ウェルター級王座挑戦から4年8カ月、端がインヴィクタのベルトに挑む。この間、キャット・ジンガーノとも対戦経験のある端は、フライ級に階級を落とし、初の海外メジャータイトルを目指す。試合が直前に迫ってきた心境を尋ねた。

──ストライクフォースに続き、女子MMA最高峰の場でタイトルショットに挑む端選手です。

「チャレンジできてとても嬉しく思います。何度か今までチャンスがあったのですが、モノにできなかったので今回はしっかりと勝ってベルトを穫りたいです」

──王者バーブ・ホンチャックは試合巧者です。かつ、フィジカルに優れていると思います。彼女の印象を教えてください。

「本当にその通りだと思います。フィジカルでも技術面でも相手も上回るように練習してきたので頑張ります」

──頭に描いている試合の進め方はありますか。

「特に決めていないですが、全ての面で仕留められるときに仕留めたいと思っています」

──国内ではフィジカルで優位に立つことが多かった端さんですが、海外では韓国でも肉体的な優位性は少なかったです。その後の日本での試合を経て、海外、外国人選手と戦ううえで何か変化を求めたでしょうか。

「まずは適正体重で戦うことだと思うんです。今まで階級が一階級上だったというのがあるので、フィジカルで優位になれなかったです。フライ級が一番適正だと思うんで、落とすだけでなくて筋肉もつけて、フライ級という階級で最高のパフォーマンスができるように心がけて練習してきました」

──減量は順調でしたか。今の体調は?

「順調に落ちました。体調はぼちぼちです(笑)。応援してくださる皆さんの為にも、是非ベルトを獲って帰国します! 応援よろしくお願いします!!」

■Invicta FC 09 計量結果

<Invicta 女子フライ級選手権試合/5分5R>
バーブ・ホンチャック:124.4ポンド(56.43キロ)
端貴代:124.8ポンド(56.61キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
魅津希:115ポンド(52.16キロ)
カロリーナ・コバケビッチ:115ポンド(52.16キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング:145ポンド(65.77キロ)
ラケル・パアルイ:145ポンド(65.77キロ)

<女子アトム級/5分3R>
ニクダリ・リベラ:105.2ポンド(47.72キロ)
ジョディ・エスキベル:105.8ポンド(47.99キロ)

<女子アトム級/5分3R>
アンバー・ブラウン:105.6ポンド(47.90キロ)
リズ・マッカーシー:105.2ポンド(47.72キロ)

<女子ライト級/5分3R>
アマンダ・ベル:145.6ポンド(66.04キロ)
マリア・フーガード・デュアサー:148.6ポンド(67.40キロ)

<女子フライ級/5分3R>
シャノン・シン:125.4ポンド(56.88キロ)
アンドレア・リー:125ポンド(56.70キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェイミー・モーイル:115ポンド(52.16キロ)
ジェニー・リオウ・シュライバー:115.8ポンド(52.53キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
メーガン・グッドウィン:138.8ポンド(62.96キロ)
ケリー・マギル:135.8ポンド(61.60キロ)

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