【Invicta FC09 】魅津希、1年3ケ月振りのインヴィクタ出場。心の強さは「日々の練習から」
【写真】十字を切って息吹で邪気を払い、戦意で満たす。公開計量でも無心、そして貫禄の佇まいを見せる魅津希だ (C)INVICTA FC
1日(土・現地時間)にアイオア州ダベンポートのリバーセンターで開催されるInvicta FC09「Honchak vs Hashi」で、カロリーナ・コバケビッチと対戦する魅津希。
18歳11ヶ月でベック・ハイアットを下してから1年3カ月、魅津希が再び米国で戦う。この間、MMAでは減量失敗など辛酸をなめる経験もした。一方で、シュートボクシングや柔術でも結果を残している。無限の可能性を秘めた魅津希の心境をお伝えしたい。
──1年4カ月振りのインヴィクタ参戦、今の心境を教えてください。
「久しぶりの試合なんで、普段よりは少し緊張しています」
──前回のインヴィクタでは、その年齢からは想像できない、落ち着いた試合運びでした。その心の強さはどこから来ているのでしょうか。
「やっぱり日々の練習だと思います。あとは小さい頃から色んな試合をしてきて経験を積んできたからだと思います」
──日本では減量失敗なども経験しました。前回のインヴィクタ参戦時と比較し、精神、肉体、技術的にどこか一番伸びましたか。また、それをどのような時に実感できますか。
「この前の試合の時、減量に失敗したので、その後、効率的な減量方法を学ぶことができました。それは体調の順調さと直結する事なので、明日の試合でもいいパフォーマンスを発揮できると思います」
──対戦相手の印象は?
「スラッとしていてとても綺麗でした」
──なるほど……。では、どのような試合をしたいですか。
「打撃戦を沢山したいと思います」
──今後、インヴィクタを経て、どのようなキャリアを重ねていきたいでしょうか。柔術や立ち技の試合も、出場し続けますか。
「非常に難しい問題なので、先生と話し合って決めていきたいと思いますが、希望としては、打撃、組技など総合格闘技で役に立つ技術を吸収して戦っていきたいと思います」
──では最後にファンへ一言、お願いします。
「どんな試合になるか分かんないですけど、今まで練習してきた事を全て出し切って、みなさんに良い試合を魅せられたらいいと思っていますので、応援よろしくお願いします」
■Invicta FC 09 計量結果
<Invicta 女子フライ級選手権試合/5分5R>
バーブ・ホンチャック:124.4ポンド(56.43キロ)
端貴代:124.8ポンド(56.61キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
魅津希:115ポンド(52.16キロ)
カロリーナ・コバケビッチ:115ポンド(52.16キロ)
<女子フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング:145ポンド(65.77キロ)
ラケル・パアルイ:145ポンド(65.77キロ)
<女子アトム級/5分3R>
ニクダリ・リベラ:105.2ポンド(47.72キロ)
ジョディ・エスキベル:105.8ポンド(47.99キロ)
<女子アトム級/5分3R>
アンバー・ブラウン:105.6ポンド(47.90キロ)
リズ・マッカーシー:105.2ポンド(47.72キロ)
<女子ライト級/5分3R>
アマンダ・ベル:145.6ポンド(66.04キロ)
マリア・フーガード・デュアサー:148.6ポンド(67.40キロ)
<女子フライ級/5分3R>
シャノン・シン:125.4ポンド(56.88キロ)
アンドレア・リー:125ポンド(56.70キロ)
<女子フライ級/5分3R>
ジェイミー・モーイル:115ポンド(52.16キロ)
ジェニー・リオウ・シュライバー:115.8ポンド(52.53キロ)
<女子フェザー級/5分3R>
メーガン・グッドウィン:138.8ポンド(62.96キロ)
ケリー・マギル:135.8ポンド(61.60キロ)