小見川は追撃届かず。アルド&バルボーサは豪快KO勝利
【写真】5カ月のリオ大会も超満員。ブラジルでのUFC人気は完全に定着した(C)PVT
14日(土・現地時間)、2012年初のUFCイベントとなるUFC142「Aldo vs Mendes」が、ブラジルはリオデジャネイロのバッハデチジューカ地区、HSBCアリーナで開催された。
昨年8月、リオデジャネイロ初のUFCイベントとして大盛況のうちに幕を閉じたUFC134から約5ヶ月、再びリオに帰ってきた今大会では、世界フェザー級選手権試合=ジョゼ・アルド×チャド・メンデス戦を筆頭に、ヴィトー・ベウフォート、ホウジマール・トキーニョ、エジソン・バルボーサらブラジル勢、そして、日本から小見川道大が参戦を果たした。
メインイベントでは、1R終了間際にアルドがヒザ蹴りからのパウンドでメンデスを退け、王座防衛に成功。セミファイナルでは、契約体重を大幅に超過したアンソニー・ジョンソンが、開始早々にテイクダウン&パウンドで優勢となるも、ヴィトーはレフェリーの早いブレイクにも助けられる格好で形成を逆転させると、1R終了11秒前にリアネイキドチョークで一本勝ちを挙げた。
また、テリー・エティムとのストライカー対決に注目が集まっていたバルボーサは、3R、右後ろ廻し蹴りでエティムの顔面を打ち抜く、UFCの歴史に残る見事なKO勝利。ユーリ・アルカンタラと対戦した小見川は、初回からスピニング・バックフィストでダウンを奪われ、終了間際には腕十字で腕を伸ばされる苦しい展開に。最終回こそ疲れをみせるアルカンタラに攻勢となるも追撃は届かず、ジャッジ二人がフルマークでアルカンタラを支持。健闘を見せるも、無念の判定負けを喫した。
第10試合 UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R | ||
[王者] ○ジョゼ・アルド (ブラジル) |
1R4分59秒 KO 詳細はコチラ |
[挑戦者] チャド・メンデス× (米国) |
第9試合 197ポンドキャッチウェイト戦/5分3R | ||
○ヴィトー・ベウフォート (ブラジル) |
1R4分49秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
アンソニー・ジョンソン× (米国) |
第8試合 ミドル級/5分3R | ||
○ホウジマール・トキーニョ (ブラジル) |
1R1分3秒 ヒールフック 詳細はコチラ |
マイク・マッセンジオ× (米国) |
第7試合 ウェルター級/5分3R | ||
○カルロ・プラター (米国) |
1R0分29秒 反則 詳細はコチラ |
エリック・シウバ× (ブラジル) |
第6試合 ライト級/5分3R | ||
○エジソン・バルボーザ (ブラジル) |
3R2分2秒 KO 詳細はコチラ |
テリー・エティム× (英国) |
第5試合 ライト級/5分3R | ||
○チアゴ・タバレス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
サム・スタウト× (カナダ) |
第4試合 ヘビー級/5分3R | ||
○ガブリエル・ナパォン (ブラジル) |
1R3分22秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
エドナウド・オリベイラ× (ブラジル) |
第3試合 フェザー級/5分3R | ||
○ユーリ・アルカンタラ (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
小見川道大× (日本) |
第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
○マイク・パイル (米国) |
1R1分22秒 TKO 詳細はコチラ |
ヒカルド・ファンチ× (ブラジル) |
第1試合 フェザー級/5分3R | ||
○フィリッピ・アランテス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
アントニオ・カルバーリョ× (カナダ) |