【Award】ベストバウト部門2位:チャンドラー×アルバレス
引き続きお伝えしているMMAPLANET Awards 2011。ここではファイト・オブ・ジ・イヤーの第2位の発表となります。
<ファイト・オブ・ジ・イヤー:第2位>
11月19日at BFC58(C)BFC
<BFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
マイケル・チャンドラー(米国)
Def.4R3分06秒 by リアネイキドチョーク
エディ・アルバレス(米国)
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「序盤、右フックを空振りしバランスを崩したエディ・アルバレスに思い切り左右のパンチを打ちこんでいったマイケル・チャンドラー。試合開始直後に大きな動きがあったため、チャンドラーはその後も打撃で猛攻を仕掛け、危なくなればテイクダウンを仕掛けるというリズムで試合を進めた。
テイクダウンを逃れようとするエディのバックに回り、ケージに押し込んでシングルに移行、再び腰に手を回して、テイクダウンを狙うなど、チャンドラーはレスリングで完全にエディを上回る地力を見せた。
攻め疲れから動きの落ちた3R、エディの猛攻を受けたときも、懸命に組みついてピンチを凌ぎ、4Rには右ストレートをヒットさせ、フィニッシュへとつないだチャンドラー。エディに打ち負けない、キャリア9戦目の王座戴冠。レスリングの強さに絶対の自信を持つことで、思い切った打撃が可能になる25歳のファイターの将来が末恐ろしい。
と同時に、この新鋭に敗れたことで、エディ・アルバレスが今後、どのようなスタイルでMMAを戦っていくのかも気になるところだ」