【Strikeforce】ダナ、SHOWTIMEとがっちりスクラム
15日(木・現地時間)にStrikeforceとSHOWTIMEより、1月7日(土・同)のラスベガス大会がFree Preview Weekendとして、SHOWTIME、SHOWTIME HD、 SHOWETIME On Demandでフリー中継され、さらに年間8大会のライブ大会の実施など、契約更新の発表があった。
今回の発表に当たり、ニューヨークでテレカンファレンスが行われ、ステファン・エスピノーザSHOWTIMEジェネラルマネージャー、ダナ・ホワイトUFCプレジデント、スコット・コーカーStrikeforce CEOが出席し、記者の質疑応答に応じている。
まず、今回の発表で明らかになった点は上記にある1月7日大会の無料中継、そして年間8回のライブイベントの開催。また、アンダーカードもSHOWTIME XTREMEで中継されることとなった。この決定に伴い、従来の人材育成大会であったChallengersの開催は取り止めることが決まっている。
また、決勝の日時が決定していないWorld Grand Prix Heavyweight Tournamentに関しては、近々に詳細を決定するが、ジョシュ・バーネットとダニエル・コミアーの勝者が、空位となっているストライクフォース世界ヘビー級王者に就くのではなく、ヘビー級の試合は行っていかないことを言明した。
3人がUFCに戦いの場を移したストライクフォース王者だが、ライト級王者ギルバート・メレンデスも含め、今のメンバーはこのままストライクフォースで戦っていくことになる。メレンデスに関しては、ダナも「王者でいる限り、ストライクフォースで戦っていく」ことを明言している。
先月、来日したズッファのロレンツォ・フェティータ代表も、SHOWTIMEとは上手くいっていない口ぶりだったが、一転、今回の足並みが揃った発表+テレカンファレンス実施となり、ダナも「ニューヨークにやってきて、全てが上手くまとまった。フリー・プレビューを行うのは素晴らしい。6000万世帯でストライクフォースの試合を視聴することが可能になる。SHOWTIMEのイベントも、UFCでやっていることと同じようにやっていく」と語っている。
また、これまでSHOWTIMEとの関係は決して良好でなかったことを尋ねられ、「正直、以前のSHOWTIMEの体制とは良い関係ではなかった。新しい体制とは良好な関係にある」と答えている。ストライクフォースとUFCのファイターの行き来に関しては、UFCをカットされたファイターがストライクフォースでキャリアを積み上げUFCに戻ってくるようなことはなく、カットされたファイターはこれまで通り、ズッファ以外のプロモーションに活躍の場を求めることになるようだ。
在籍ファイターの交流に関して、現時点では決定事項はなく、それぞれがベストファイターを求めることになるとのこと。SHOWTIMEのエスピノーザは、「我々はパートナーシップを結び、将来を見据えているのであって、誰がコントロールしていくのかという話をしているわけではない。可能な限り、最高のオーガナイズで盛り上げていきたい」と今後について語っている。
なお、今回のテレカンファレンスを要約したリリースは、ズッファでなく、SHOWTIMEから発信されている。今回のストライクフォースの今後の指針が決定したことで、UFCとストライクフォース、2012年にズッファがプロモートするイベント数は40大会に上ることになった。
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