【Strikeforce】Last Challengers?!フォドー×ウィルコックス
17日(土・現地時間)にサンディエゴで行われるStrikeforce「Melendez vs Masvidal」。昨日、Challengersが来年度より開催されなくなり、アンダーカードがSHOWTIME EXTREMEでオンエアーされることになるという発表があったが、これで従来のローカルファイターでチケットを捌くという方針が撤廃されることになる。
【写真】遠い距離からジャブで距離をつめて削り合いへ持ち込むと、そこから粘り強いフォドー。対戦相手からすると、楽ではないファイターだ(C)GONGKAKUTOGI
トップファイターの前座で、トップを目指すファイターが試合する――いわばMMAイベントの慣例に沿った形で再出発するストライクフォースだが、今大会でも既にその方向にあるカードが組まれている。それがライト級のカルロス・フォドー×ジャスティン・ウィルコックス戦だ。
フォドーはAMCパンクレーション所属で、師マット・ヒュームが主催するジェネシスで、アマチュアからキャリアを重ねてきたファイターだ。ギロチンを得意としており、削り合いに強く、ディフェンス能力も高い。
Challengersでは4連勝中、前回の対戦は同じく期待の新鋭ジェイムス・テリーとの潰し合いを制して、今回のウィルコックス戦を迎える。
【写真】JZを相手に、一切怯むことがなかったジャスティン・ウィルコックス。寝技を避けた試合を望むことが予想される(C) GONGKAKUTOGI
一方、AKA所属のウィルコックスは、レスリンベースながら足技も器用に使いこなすほど、打撃が進歩している。彼もまたChallengersの常連で、かつビッグショーのアンダーでキャリアを積んできた。現在、6連勝中で、なかにはヴィトー・ヒベイロ&ホドリゴ・ダムに勝利した試合も含まれている。
前回6月のJZ・カバウカンチ戦は、JZの指が目に入り2Rでノーコンテストとなっているが、1Rを優勢に進めていたのは、ウィルコックスの方だった。フォドーと比較すると、フィジカルに優れたウィルコックスだが、細かい動きでは遅れを取るか。いずにせよ、この試合で勝利したファイターが、次回からはメインファイトに昇格する可能性が高い。トップ集団入りを狙う、第2グループの先頭争い、今後を考えると両者にとって落とすことのできないカードとなる。
■Strikeforce主な対戦カード
<Strikeforce世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ギルバート・メレンデス(米国)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル(米国)
<Strikeforce女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ(米国)
[挑戦者]HIROKO(日本)
<ライトヘビー級/5分3R>
ゲガール・ムサシ(オランダ)
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
<ライト級/5分3R>
KJ・ヌーン(米国)
ビリー・エヴァンゲリスタ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジェロン・ピープルス(米国)
ロジャー・ボウリング(米国)
<ライト級/5分3R>
カルロス・フォドー(米国)
ジャスティン・ウィルコックス(米国)
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