【RIZIN LANDMARK13】天弥と対戦=ヌルハン・ズマガジー「天弥は喧嘩みたいな粗い打撃で、ミスが多い」
【写真】これだけ表情が変わらないのは、チームメイトのダウトベック以来――いや、それ以上だ(C)MMAPLANET
12日(日)に福岡市博多区のマリンメッセ福岡A館で開催されるRIZIN LANDMARK13で、ヌルハン・ズマガジーが昨年11月以来2度目の参戦を果たし、天弥と対戦する。
Text by Manabu Takashima
RIZIN初戦では雑賀ヤン坊達也から左ハイ→ダースチョークで秒殺。またもや現れた中央アジアの脅威は2度目の来日を前にし、非常に淡々と表情を一切変えることなく自信に満ち満ちた言葉を続けた。
常に勝者のメンタリティを持って、試合に臨んでいる。勝ち方は問わない
――ヌルハン、まずはチームメイトのカルシャガの現状がどうなっているのか。教えてもらえないでしょうか。
「カルシャガは順調に回復している。ずっと家で療養していたけど、最近になってジムに戻ってきたよ。少しずつ体を動かして、状態をあげているところだ。次の試合が決まり、またキャンプをする状態になるのを待っている。そんな感じだよ」
――それは日本のファンもホッとするニュースです。ありがとうございます。そしてヌルハン自身、10日後には天弥選手と福岡で戦います。今の調子はいかがですか。
「最高だよ。トレーニングは最高の状態で行われ、今は体重の管理に入っている。5カ月も試合がなかったから、早く試合がしたくてたまらない。自分のキャリアのなかで、ようやく大舞台に立つことができた。RIZINで僕の存在を確かなモノにしたいと思っている。だからこそ最高の試合をして、もっとチャンスを増やしたい」
――前回の試合、左ハイとパウンド。そしてダースチョークと一方的な内容でした。また実力の一端しか見せていないと思いますが、満足いくパフォーマンスを見せることができたと考えていますか。
「あの試合のデキに関しては、満足している。左のフェイクから、左ハイを蹴り込む。ずっとファイトキャンプ中に磨いていた動きだったから。そしてダースチョークに関しては、僕の得意技だ。ダースは誰が相手で、どんな状況でも極めることができるぐらい自信を持っている」
――どれだけのポテンシャルを持ち、技の引き出しがあるのか本当に楽しみです。
「常に勝者のメンタリティを持って、試合に臨んでいる。勝ち方は問わない。15分間戦い切れる状態で、対戦相手が隙を見せると一気にかたをつける。そのために、常に前に出て戦っている。今回、ようやくRIZINからオファーがあったんだ。大晦日はともかく、3月のカードに自分の名前があることを期待していたけど、違った。それだけ今の僕はハングリーだ。この想いを全て、次の試合でぶつける」
――前回勝利した雑賀ヤン坊達也選手に敗れているファイターと戦うことに関して、どのように思っていますか。
「だからといって、絶対に軽視することはない。万全を期して準備をし、油断することなく戦う」
――天弥選手も日本ライト級プロスペクト・ファイターの1人です。その実力はどのように見ていますか。
「彼がプロスペクトだって? そう呼ばれるには、もっとファイトIQを高めないと。テンヤは喧嘩みたいな粗い打撃で、ミスが多い。しっかりとファイトIQを高めることを勧めるよ」
――つまりヌルハンは、よりスマートに戦えると?
「そうだね。彼よりファイトIQは高いと断言できる。力任せに戦うのではなくて、状況を見究めて戦っているつもりだし。僕らが戦っているのはミックストマーシャルアーツだ。多くの攻撃手段があるなかで、適切な技術を使う必要がある戦いだからね。あらゆる局面で、正しいタイミングで正しい技を使わないといけない。ファイトIQは大切だよ」
――ところで天弥選手は「サトシやノジモフのような、もっと強い相手と戦いたかった」という発言をしていました。
「そんなに遠くのことを見ずに、目の前の試合に集中しろ。僕を無視して、先に進むことはできないのだから。ライト級で戦う限り、誰もがチャンピオンの座を狙っていて。僕のその1人だということを忘れるなと言いたい」
――RIZINでもケージの試合が続いていますね。その点については?
「RIZINはリングの試合が多いね。僕はケージで戦ってきたけど、そこは別に気にしていない。リングの試合もアマチュア時代、GAMMAで経験しているから」
――RIZINルールの試合はリングよりも、ケージの方が危なくなるような気がします。頭がケージに詰まるので、サッカーボールキックや踏みつけが怖いです。
「一つ言えることは、RIZINルールは戦いやすい。本来、使える攻撃を制御する必要がないから。ただファイターなら、どのような環境でも、どんなルールでもアダプトしないといけない。そして使える武器が増えるということは、僕にとって都合の良い話だ」
――チャンピオンを目指すなかで、大晦日にノジモフがライト級王者となりました。チームメイトのカルシャガは、「友人のラジャブアリと戦いたくない」とバンタム級を選択しました。ヌルハンはウズベキスタンという隣国のファイターと、親交はないのですか。
「僕は誰か特定の人間と戦わないという考えは、持っていない。ノジモフのことは尊敬しているし、彼がやり遂げたことは素晴らしいと思っている。でも、僕は誰とでも戦う。RIZINがノジモフと戦う機会を与えてくれれば、喜んで試合を受けるよ。さっきも言ったように、僕がRIZINで戦うのはチャンピオンになるためだから」
――それまで何試合、必要だと思っていますか。
「ノジモフが4試合目で挑戦した。だから、自分も4試合目で挑戦できればと考えている。ただ、それより早くチャンスが回ってきたら、即挑戦する。それだけの力があると思っている」
――勝利、そしてファンの支持。もしくはショートノーティスの代役出場で、挑戦権が与えられることもあります。そのためにも、やはり勝利とパフォーマンスが重要になってきます。そこを考えると、今回の試合でどのようなファイトが必要だと考えていますか。
「これまでファンがエキサイトしない試合を戦った覚えはない。レコードを見て欲しい、ずっとフィニッシュしてきた。全ての局面、打撃、レスリング、グラウンド、どこで戦っても対戦相手より、僕の方が上回っている。力の差を見せたい。レベルが違うことをね。そして日本のファンをガッカリさせることはない。絶対に」
■視聴方法(予定)
4月12日(日)
午後12時30分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!
■RIZIN LANDMARK13対戦カード
<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
[挑戦者] 久保優太(日本)
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]ダニー・サバテロ(米国)
[挑戦者]後藤丈治(日本)
<ライト級/5分3R>
堀江圭功(日本)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
<スーパーアトム級/5分3R>
浜崎朱加(日本)
ナターシャ・クジュティナ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
神龍誠(日本)
エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)
<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
アジズベク・テミロフ(ウズベキスタン)
<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
アバイジャ・カメオ・メヘイラ(米国)
<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
ジェームズ・ギャラガー(アイルランド)
<ライト級/5分3R>
ヌルハン・ズマガジー(カザフスタン)
天弥(日本)
<キックボクシング・フェザー級/3分3R>
朝久泰央(日本)
シンパヤック・ハマジム(タイ)
<フライ級/5分3R>
本田良介(日本)
火の鳥(日本)
<バンタム級/5分3R>
井上聖矢(日本)
宮川日向(日本)
<ライト級/5分2R>
大木良太(日本)
荒井銀二(日本)
<バンタム級/5分2R>
山﨑鼓大(日本)
有松朋晃(日本)
<フライ級/5分2R>
八尋大輝(日本)
岡本舜(日本)
<キックボクシング・フライ級/3分3R>
今村流星(日本)
YUKI(日本)





















