【Pancrase360】髙橋が左足を負傷して2Rに臨めず。初回にTD&バック奪取の内藤が国際戦の連敗から再起
<ウェルター級/5分3R>
内藤由良(日本)
Def.1R終了時 by TKO
髙橋攻誠(日本)
サウスポーの髙橋が右に回って右ジャブを突く。髙橋の右カーフに、内藤は右ミドルハイを返す。左ボディストレート、右ローを当てる髙橋。内藤は距離が詰まると右ヒザを突き上げた。ニータップで組みつき、バックコントロールからグラウンドへ。髙橋の右手首を押さえてパンチを打ち込んでいく。高橋はリストコントロールを外し、正対する。その瞬間、内藤が一度下がってから再び髙橋を押し込んだ。
右腕を差し上げ、髙橋の動きを制する内藤。差し合いで押されていた髙橋だが、内藤の離れ際に右アッパーを突き上げる。ケージ中央で髙橋の左ストレートがヒット。内藤も右ヒザ、右ストレートを打ち返す。右インローを連打した内藤は右ハイへ。
髙橋の左ミドルに合わせて飛び込み、ニータップでクリーンテイクダウンに成功した内藤がバックコントロールからパンチで削る。髙橋もダブルレッグで返すも、それを切った内藤がマウントを奪取してパンチを落とす。髙橋のブリッジに合わせてバックマウントに移行し、最後はマウントに戻って初回は終了。ジャッジは3者とも内藤の10-9としている。
しかし2R開始前に試合終了のホーンが鳴り響く。内藤のTKO勝利が告げられ、髙橋は左足を引きずってケージを下りた。試合終了後、内藤はマイクを握り「まだ階級を変更して2戦目ですけど、どんどん実績を積んで、来年はコンテンダーズ・シリーズでやり返そうと思っています」と語った。
















