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【DWCS S09Ep08】ルイ・ジョーダンが打撃で支配し、一本勝ち。初のカナダ人UFC兄弟ファイター誕生か

<バンタム級/5分3R>
ルイ・ジョーダン(カナダ)
Def.3R0分39秒by RNC
マギノ・ジアス(ブラジル)

ジョーダンが初弾の右カーフで、ジアスの姿勢を乱し左ジャブをヒットさせる。構えを変えるジョーダンは左右のジャブを見せ、カーフ。ジアスはステップインから右オーバーハンドを入れる。インロー、構えを変えるとアウトローのジョーダンの攻撃にジアスもチェックして前に出る。そこに左のショートを当てたジョーダンは、近い距離の打撃もお手のモノだ。

離れては左ジャブ、スイッチして右ジャブと自在のレンジコントロールを見せるジョーダンはジアスの踏み込みに左るぼーを打ちこみダウンを奪う。すぐに立ち上がって走るように距離を取り直したジアスは、組んでバックに回りつつ先にRCNに入って寝技に持ち込むと両足をフックする。殴り、力を込めて絞めるジアスだが、ジョーダンが胸を合わせようとする。スクランブルで立ち上がった両者、ジョーダンはスピニングバックキックを見せ、右オーバーハンド。続いて左のカウンターをヒットさせる。間合いを取り前に出ようとするジアスに対し、前蹴り、ジャブだけでなくスピニングバックフィストを狙ったジョーダンが初回を取った。

2R、互いにスイッチするなかでジョーダンが右カーフ、右クロスを届かせる。ジアスもダブルジャブで前に出るが、右ショートアッパーを被弾する。左フックから右ジャブを入れたジアスが組んで、エルボーを入れる。離れたジョーダンがステップジャブ、右カーフを続ける。前に出ながら構えを変えたジョーダンの右カーフで、ジアスが倒れる。立ち上がったジアスは、組みを選択するがジョーダンは首相撲でヒザを突き刺す。

それでもジアスはダブルレッグからダックダウン、バックに回るも前方に落とされる。エルボーを落とすジョーダンは、腕十字をすかしてバックへ。しかし、彼も前方に落とされる。試合はスタンドに戻り、右カーフを効かせたジョーダンがボディフックから三日月を繰り出す。ボディ、右フック&ヒザ蹴りと近距離でコンビネーションを見せたジョーダンは離れたジアスに後ろ回し蹴りを狙った。

最終回開始早々にテイクダウンを仕掛けたジアスは、切られてヒザを受けて引き込む。ジョーダンは背中をつけたジアスにエルボー&パンチを落とし、ガードした足を払って後方回転から亀に追い込む。ジョーダンは殴ってフック無しにRNCをセット。後方に倒れ込むと足をフックする前にジアスがタップした。

「TKOを狙ったけど、一本勝ちだった。でも良い打撃戦を見せることができたと思う。僕のカーフは習相手を困らせていたから、自信があった(笑)」と話すと、兄シャルルは「バンタム級で誰かが僕をやっつけると、弟がやり返すからね」とコメント。「その逆もあるよ。2週間後のバンクーバー大会に出たい」とルイは語った。


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