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【Shooto2025#08】永井奏多が齋藤奨司との大激闘にRNCで一本勝ち!世界バンタム級王座を統一

【写真】全局面で真っ向勝負した両者。齋藤のパンチを被弾しても前に出続けた永井が勝利を掴んだ(C)MMAPLANET

<修斗世界バンタム級王座統一戦/5分5R>
[暫定王者]永井奏多(日本)
Def.3R3分24秒 by RNC
[王者]齋藤奨司(日本)

互いに距離でパンチとローを繰り出す両者。齋藤が永井の右ローに右ストレートを合わせる。永井も細かいパンチから距離を詰めて右ストレート、齋藤はケージを背にしてヒザ蹴り。距離が離れると齋藤は永井の右ローに右を合わせ、右カーフ、左フックの返しを当てる。さらに齋藤はガードを上げて右カーフ、右ストレート。永井が距離を詰めて齋藤をケージまで押し込む。

齋藤は左手で永井の首を持って首相撲の崩しからヒザ蹴り。永井は齋藤の左足にシングルレッグに入るが齋藤は倒れない。離れた齋藤はジャブを当て、前進する永井に右ストレートを合わせる。永井は斎藤の左足にシングルレッグに入ってテイクダウンを仕掛けるが齋藤は倒れない。離れた齋藤は左の三日月蹴り、左フック、右ストレート、左ボディ、ジャブで距離を取る。

永井も右ストレートから左フック、齋藤は左フックを合わせる。永井はそのまま前に出て齋藤をケージに押し込むが、齋藤は離れる。齋藤は下がりながらジャブ、右アッパーから左フック、右カーフまでつなげる。永井もジャブ、ワンツーで前進。そして終了間際に永井が右アッパーからの左フックでダウンを奪い、亀になる齋藤にパウンドを連打。ここでラウンド終了となり、齋藤にとってはブザーに救われる形となった。

2R、永井がジャブから前に出て右アッパー、齋藤も右ストレートを合わせる。永井はダブルレッグで齋藤をケージに押し込む。永井が離れると齋藤は右のテンカオと左の縦ヒジ、右カーフを蹴る。永井は齋藤をケージに押し込んでダブルレッグでテイクダウンを狙いつつ、細かいパンチを当てる。齋藤は首相撲からヒザ蹴りとヒジ。永井はシングルレッグに入りつつ、右腕を差して足をかけてテイクダウンからバックへ。

齋藤も両足をフックさせずに立ち上がろうとするが、永井はバックコントロールを続ける。齋藤も必死に立ち上がり、永井が右ストレートと右アッパーで前進。シングルレッグからテイクダウンしてバックへ。永井は右足を深く入れて四の字フックすると右手で細かくパンチを入れながらRNCへ。これが極まらないと見ると永井が腕を外してパンチを連打した。

3R、永井が細かいステップからジャブで前進。齋藤も右ストレートのカウンターを合わせる。永井は右アッパーから左フック、ダブルレッグで齋藤に尻餅をつかせる。齋藤も永井の体を蹴り離して立ち上がる。斎藤が右ストレート、永井も右ストレートを打ち返して、互いにスピニングバックエルボーを打ち返す。永井が齋藤をダブルレッグでテイクダウンし、齋藤の左足を持って寝かせようとするが齋藤も立つ。

永井はしつこく齋藤をケージに押し込んで、齋藤の左足を持ってテイクダウンしながら殴る。ここで両者離れると互いにパンチを打ち合い、再び組んだ永井がテイクダウンしてバックへ。永井は2Rと同じように右足を深く入れて四の字ロックし、細かくパンチを落とす。最後は永井が右腕を齋藤の首に入れてパーム・トゥ・パームでRNCを極めた。

世界バンタム級王座統一を成し遂げた永井は対戦相手の齋藤、ジム・練習仲間、家族、応援団に感謝に言葉を述べると「まだまだこんなもんじゃ恩返しが足りないので、世界王座を防衛して、UFCのベルトを巻くので応援よろしくお願いします」と語った。


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