【写真】岩永がサイドキックで自分の距離をキープし、小桐が細かく動いてパンチを狙う展開。勝敗を決めるまでの差はつかなかった(C)MMAPLANET

＜キック 女子48キロ契約／3分3R＞
岩永唯伽（日本）
Def.1-0:30-29.29-29.29-29
小桐冬華（日本）

岩永が細かくステップして左のサイドキックで距離を取る。小桐も前蹴りを返すが、岩永は左足を上げてサイドキックを繰り返し、そこから右ストレートにつなげる。小桐がパンチで前に出ると、岩永はクリンチで攻撃をさせない。

岩永は変わらずサイドキックとサイドキックのフェイントを見せ、小桐も細かくフェイントを入れて右ストレートと右ロー、左フックから右ストレートにつなげる。距離が詰まると互いに細かくパンチを打ち合い、距離が開くと岩永がサイドキックを蹴り、小桐が右ストレートを振って前進。終了間際にも小桐が右ストレートで前に出た。

2R、互いに前足を上げるフェイントを入れ、小桐が右ストレートで飛び込む。岩永もサイドキックを顔面にヒットさせ、右フックにつなげる。距離が開くと岩永がサイドキックと右ロー、正面気味に構えてジャブと右ローを蹴る。

ここで小桐が顔面への前蹴りを見せる。岩永がサイドキック、小桐は右ストレートと右ロー。小桐は岩永のサイドキックに対して、自分も左サイドに回り込むように距離を詰める。終盤、右ローを蹴る小桐が右ストレートからパンチをまとめた。

3R、岩永がボディと顔にサイドキックを蹴り分ける。小桐は距離を詰めて右ストレートからパンチをまとめる。岩永がサイドキックのフェイントからタイミングよくサイドキックを当てて小桐を転倒させる。小桐は岩永のサイドキックをバックステップでかわして右ストレート。小桐がパンチで距離を詰めると岩永も右ストレートを返す。

距離を詰めたい小桐に対し、岩永は顔面へのサイドキック。小桐は前に出て右フックからヒザ蹴り、左フックから飛び込んで右ストレート。岩永もパンチで迎え撃って試合終了となった。判定はジャッジ1名が岩永にポイントをつけたものの、残り2名は差をつけずにドローに終わった。

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